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これが絵なの!? 今にも動き出しそうな水生生物の“3Dペインティング”がすごい

さながら人力3Dプリンタ。

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 おわんの中を優雅に泳ぐ水生生物──生きている本物の写真かと思いきや、精巧に似せたアート作品だといいます。しかも「絵」だというから驚きです。

 シンガポールのアーティスト、Keng Lyeさんが作った、さまざまな水生生物の作品。これらはアクリル樹脂の上に絵を描き、それを何層も重ねる手法をベースとして作られています。これにより、絵でありながら立体的な表現を実現しています。

 こうしたテクニックは、日本人アーティストの深堀隆介さんの作品が有名です。Lyeさんは、深掘さんの作品からインスピレーションを得て、樹脂ペインティング作品の制作を始めました。なお、深掘さんの作品の制作手法の一端は、ロンドンにあるギャラリー「ICN gallery」がVimeoにアップしている動画で紹介されています。

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こちらの動画は、Lyeさんに感銘を与えたアーティスト、深堀隆介さんの制作過程の紹介動画。こうした制作手法に着想を得て、Lyeさんの作品は作られているそうです

 深掘さんはもっぱら金魚を対象に作品を作りますが、Lyeさんは亀やタコなど、さまざまな生き物の作品を作っています。また、彫刻的なアプローチも駆使し、水面から生き物の一部が飛び出していたりと、ダイナミックな表現にも挑戦しているようです。

 LyeさんのFacebookページには作品の写真も掲載されているので、のぞいてみると癒やされるかもしれません。

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