ニュース

仕事のあいまにカッとなって書いた「IT用語だらけの桃太郎」がすごいことになってた

鬼の眼球を「404 Not Found」って……。

advertisement

 「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行くと、どんぶらこ~どんぶらこ~と桃が流れてきてその中から元気な男の子が生まれ、その子は成長すると仲間を集めながら鬼退治に行きました」という話で有名な「桃太郎」。その桃太郎が、今再び注目を集めています。

 前回、野暮なツッコミを入れたりつまらない相づちを打つ「クソリプ」を桃太郎に取り入れた「クソリプだらけの桃太郎」(関連記事)を紹介しましたが、今回はこれらの作品にインスパイアされて作られた「IT用語だらけの桃太郎」を取り上げたいと思います。ご本人のツイートによると、仕事のあいまにカッとなって書いた作品だそうです。

 作者は、野口卓也(@nogutaku)さん。物語は「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがアライアンスを構築していました」というところから始まります。

advertisement

 命名規則に従って“momotaro.js”と名付けられた桃太郎はすくすくとグロースし、鬼ヶ島へ課題解決しに全力でフルコミットしに行きます。

 おばあさんから“kibidango”という変数を付与された桃太郎。途中、「返り値でkibidangoを返してくれたら、あなたと非同期通信します」「きび団子というベネフィットがもらえたら、あなたのクラウドサーバーに僕を保存します」「きび団子というアドを出稿してくれたら、リスクヘッジを担当します」など数々の交渉をクリアしながら鬼ヶ島までコンバージョンします。

 桃太郎たちの攻撃によって、鬼たちはついに「うわあ、まいった。イリーガルなコーポレート・ガバナンスからはピボットする。どうかバイアウトさせてくれえ」と悲鳴を上げて物語は終わりに向かいます。

 こんな文章が仕事のあいまに書けるなんて……。その才能、ほしいです(切実)。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 「大物すぎ」「うそだろ」 活動中だった“美少女新人VTuber”の「衝撃的な正体」が判明 「想像の斜め上を行く正体」
  2. 川で拾った普通の石ころ→磨いたら……? まさかの“正体”にびっくり「間違いなく価値がある」「別の惑星を見ているよう」【米】
  3. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  4. 大きくなったらかっこいいシェパードになると思っていたら…… 予想を上回るビフォーアフターに大反響!→さらに1年半後の今は? 飼い主に聞いた
  5. 中村雅俊と五十嵐淳子の三女・里砂、2年間乗る“ピッカピカな愛車”との2ショを初公開 2023年には小型船舶免許1級を取得
  6. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  7. 「壊れてんじゃね?」 ハードオフで買った110円のジャンク品→家で試したら…… “まさかの結果”に思わず仰天
  8. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  9. 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
  10. なんと「身長差152センチ」 “世界一背が低い”30歳俳優&“世界一背が高い”27歳女性が奇跡の初対面<海外>