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日本のマチュピチュこと竹田城跡 発生した雲海をペットボトルに詰めて販売開始

まさに雲をつかむような話。

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 「日本のマチュピチュ」「天空の城」の異名で知られる史跡・竹田城跡(兵庫県朝来市)。ここに発生する雲海を500ミリリットルペットボトルに詰めた商品「雲海」が、12月1日に全但バスより発売されました。無色透明なので空のペットボトルにしか見えない……!

竹田城跡の全景。この雲海を取り込んだというのが――
こちらの「雲海」。あの荘厳さは一体どこへ

 「雲海」は、全国に2人しかいないとされる幻の“雲海職人”が、雲海の出そうな日に竹田城跡に登り、巧みな技で雲海を採取してペットボトルに詰め込んだ――という触れ込みのもと製作されています。ラベルには、「品質:あなたの気持ち次第」「遊び心のようなものであり、飲食には適しません」といった表記が。赤字で書かれた「洒落のわかる方に、オススメです!」のコメントがすべてを物語っている、観光PR商品のようです。

職人が雲海を取り込む姿を映したPVも
もうどこからツッコんでいいのやら

 YouTubeでは雲海職人のプロモーションビデオも公開。半裸の職人が気温3度の竹田城跡で袋を振り回したり、雲海を袋からペットボトルにスポイトで注入したりと、ツッコミどころ満載の職人芸が確認できます。

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 全但バスの担当者によると、商品の用途は記念に飾っておくことなど。「開栓してもいいですが、気圧の関係ですぐに周りの空気と混じってしまうので注意が必要」だそうです。今のところ竹田城跡から最寄りの立寄所「山城の郷」での限定販売。価格は300円(税込)です。

黒木貴啓

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