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日本の3D技術はケツに集約されたのです 釘宮ボイスとケツのコントラスト、「楽園追放」アンジェラ・バルザックあのキャラに花束を

このケツをもみたい2014年、ダントツ1位。

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 「『楽園追放』って……ケツの話しか聞かないんだけど」こんな声をネット上でよく聞きます。それもそのはず。だって、ネタバレなしでアニメ映画「楽園追放」の話をするとしたら、釘宮理恵さんの演技とケツの話しかできないんだもの。

 ケツケツ言われているのはヒロインのアンジェラ・バルザック。けれど、実は映画の中でそんなにケツ出ません。それでも、彼女の魅力を最大限に説明するなら「ケツ」と言わざるをえない(参考:なぜケツばかりが話題なのか。大ヒットアニメ「楽園追放」の謎を追う)。

アンジェラのボディはずるい

 映画「楽園追放」は、水島精二監督・虚淵玄脚本のアニメ映画。一部の人間がデータ化され、電子世界「ディーヴァ」で暮らす世界が最初の舞台です。ある日その安住の地ディーヴァをハッキングする相手が現れ、エリートエージェントのアンジェラは捜査に出かけます。

 ディーヴァでのアンジェラは、バインボインのアダルティなおねえちゃん。いかんせんデータだから何歳かわかんない。ぶっちゃけ大人ボディだったらきっとここまで人気はでなかったでしょう。彼女はリアルワールド=地上に降りるために、マテリアルボディを作ります。急いで作ったため、彼女の肉体は16歳相当に。

この衣装をエージェント用に正式採用した人を褒めたい

 いやいや16歳って嘘だろ。これもっと年上だろ! 成長しきった、少しだけ背の小さい女性じゃねえか! こういうのはトランジスタグラマーっていうんだ! はい、大好きです。たまりません。思いっきりベタベタなSFとロボットアクションを、超かっこよく見せる映画なんだもの、女の子も「こういうの好きだろ、おらっ!」って方がいいです。

 髪型もずるい。人間の中には「金髪系ふたわけロング」に弱いという遺伝子があるんだと思います。具体例をあげると「アイドルマスター シンデレラガールズ」の双葉杏とか「艦隊これくしょん」の島風(縛ってないけど)とか。

 靴も妙です。ハイヒールというには高すぎるつま先立ちスタイル。そしてこのピッタリした衣装、食い込むケツ。この世界ではみんなこういう服装なのかと思いきや、リアル・ワールドでだれもこんな格好しません。町中に入るとみんな振り返ります。そもそも砂漠でこんな格好していたら肌が割れるじゃん……という理屈を押し切って、ピチピチケツプリスーツにしています。拍手。

見え……見え……字邪魔!

釘宮ボイスとケツのコントラスト

 声優は釘宮理恵さん。途中で心が変わり、最初はツンツンしていたのが丸くなっていく、時に激高する演技は実に素晴らしい。特に難しそうなのは、アンジェラの年齢。少なくとも人生経験は長いはず。そんな彼女が16歳ボディに入ることで、少女であり大人という半端な存在になります。

 だからこそ、ここでケツについて考えねばなりません。大人のプライドを持っている彼女。「女性」です。しかし身体は「少女」。心身が大変アンバランスです。

 彼女の「人間が生きること」についての知識や経験、考え方は、地上で行動を共にするディンゴたちよりもはるかに幼い。アンジェラのボディがもし大人だったら、きっとこの作品のテーマである「生きること」の意味はまるで変わるでしょう。そして彼女の心が成長していくことが、形として短い映画の時間内では表現できなかったでしょう。このボディじゃないとだめなんです。ラストでの彼女のセリフも、このボディだから映えるんです。

 だったらケツじゃなくておっぱいでもいいじゃん、と言われそうです。ちがう。だってケツ食い込み過ぎなんだよ。なんで日本最高級の技術力をケツに注ぎ込んでるんだよ。拍手。

アンジェラさんは実は「ふともも」も素晴らしい

 そういう思いも込めて、誰もが褒めるのです。「アンジェラのケツは素晴らしい」と。彼女が寝ている時にケツを揉みしだいて、「何やってんのよ殺すわよ!」って言われたいだけの人生です。

たまごまご

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