ぼっちでかなえる物語　バレンタインデーのために作られた1人用壁ドンマシンが俺たちに勇気をくれた

　来たる2月14日はバレンタインデー。本命どころか、義理や友チョコすら無縁でバレンタイン中止のお知らせを待ち望んでいる俺らに朗報です。ひとりぼっちのバレンタインデーのために作られた壁ドンマシンが登場しました。

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　用意するものは段ボールの切れ端2枚とメジャーのみ。テープでとめただけの丸めた段ボールと伸ばしたメジャーを固定することによって壁ドンマシンは完成します。この「雑さ」がなんだかいい感じ。しかしただ投げやりにつくっているだけでなく、腕の部分をタオルで包んでおくという繊細な心遣いには思わずほっこりします。

　しかし本当に重要なのは誰に壁ドンしてもらうか……。これによって壁ドンの質が決まるといっても過言ではありません。選ばれたのは「ラブライブ！」の西木野真姫ちゃん。よっしゃー！　さっそく顔と手のひらを印刷してマシンにペタリ。いざ、「壁ドン」体験開始です。

　ドンというかシュルルルという音がしそうですが、悪くなさそう。壁ドンする側ではなく、される側というのも趣があっていいですよね。……うん、悲しくなってきた。つらい。

　制作者であり投稿主のkody12さんは「親からしかチョコがもらえない苦しみの果てに出来上がったものです。反省はしてます」とコメント。親からもらえるだけいいじゃないですか。この動画が与えてくれた勇気と希望によって14日もなんとか乗り切れそうです。バレンタインはチョコじゃなくて壁ドンマシンを作ろう！

（高城歩）