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250年前の設計で作った振り子時計、正確さでギネス世界記録に認定

18世紀の理論と現代の素材で作った振り子時計が、かなり正確に時を刻みました。

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 18世紀の理論に基づいて作られた振り子時計が、その正確さを認められてギネス世界記録に認定されました。

 この時計は「Clock B」と呼ばれ、18世紀の時計職人ジョン・ハリソンの設計をもとに1975年に製作が始まりました。理論はおよそ250年前のものですが、Clock Bは現代の素材を用いており、英国の時計学者のマーティン・バージェスさんが製作。4月に「自由大気中で揺れる振り子を持つ世界で最も正確な機械式時計」として認定されました。

 認定のためのテストは王立グリニッジ天文台で100日間行われ、その間Clock Bは誰かが手を加えるのを防ぐため透明のプラスチックのケースに入れられました。テスト中、実際の時間との差異は8分の5秒だったとのこと。

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 ジョン・ハリソンは、高精度な時計によって正確に経度を測定する方法に取り組んだことで知られる人物。Guardianによれば、ハリソンは「100日間、1秒以上のずれなしで動く振り子時計」を作れると主張として、当時は「不可能だ」と笑われたそう。今回のギネス認定で彼が正しかったことが証明されたと言えます。

1月の様子

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