湯河原の老舗温泉旅館が「開発合宿プラン」提供　コード書きがはかどりそうだ

　湯河原の老舗温泉旅館「おんやど恵」が、現役エンジニア向けに「開発合宿プラン」を提供して話題になっています。価格は1泊2食付きで1人1万円からですが、ブログを書いているエンジニア向けには最大50％オフになる「開発合宿モニタープラン」も！

　開発合宿プランは、普段と違う環境で作業に集中できるような環境を提供するのが狙い。温泉と食事のおもてなしのほかに、エンジニアがうれしいサービスを提供しています。作業用に、無線LANが利用できる会議室を13時から翌日正午まで2万円で提供（税別、連泊割引あり）。メンバーが集まって、一晩中作業に集中できます。深夜でも温泉（大浴場）に入れるほか、気分転換に足湯やマッサージチェアも利用可能。また、プロジェクターやプリンタの貸し出し、必要であればコーヒーや夜食、ランチの手配もしてくれるそうです（別料金）。

　同旅館を経営する室伏学社長は、1988～1996年システム開発に従事していた元SE。当時の若女将と結婚したことで旅館経営に携わることになったそうです。SEと旅館経営という畑違いの職業を経験したことを生かし、「現役エンジニアを応援したい」と、このプランを思いついたとのこと。

　さらに「エンジニアの生の声を参考にし、サービスをバージョンアップしたい」と始まったのが、「開発合宿モニタープラン」。ブログを書いているエンジニア限定のプランで、宿泊時に詳細アンケートに回答の上、開発合宿についてのブログを書くことで、基本宿泊料が50％オフになるというもの。

　いいお湯とおいしい食事……普段と違う開発環境であれば、いつもよりもっと作業に打ち込めそうですよね。