大阪にある家具専門店「ウンコちゃんの家具屋さん」が想像以上にウ○コだった！（3/3 ページ）

子どもにだって優しいウンコちゃん

　お店には20代の若い世代のお客さんも目立ちます。小さい子ども連れのお客さんも多く、子どもが飽きないように、と大町店長が考案したのが、ウンコちゃんならではのキッズスペース。

　このサイも「ウンコちゃん＝くさい＝サイ」という連想からあえてチョイスしたのだとか。他にも子どもが遊べるスーパーボールだって、全部ウンコちゃん。

　その形ゆえ、地面に落とすとどこに転がるか分かりません。小さいサイズは販売もしているということですが、もちろん形にはこだわっています。

　ふとキッズスペースを見渡すと、なぜかカレーのサンプルがぽつんと置かれていました。「これも店名から連想できるでしょ（笑）」と大町店長。

　子どもも飽きずに遊べて、ゆっくりと「カッコいいウンコちゃん」の空間を楽しめるお店。案内してくれる従業員さんも気さくで、身構えることなくマイペースで見て回れます。そんな大町店長の目標は、「大阪の名物になること」。

　面白くてカッコよくて、一度みたら忘れられない「ウンコちゃんの家具屋さん」。店内のウンコちゃんを見続け、ウンコちゃんにかける思いを聞いているうちに、すっかりウンコちゃんのファンになってしまいました。今後も事あるごとにこの店のことを思い出すことでしょう。そう、お手洗いに行くたびに……。

（青山ゆずこ）