ニュース
「Yahoo!ニュース」のステマ記事排除問題、マイナビニュースが「一部に誤解を招く表現があった」とコメント
現在は広告企画と編集記事の区別を明確化しているそうです。
advertisement
マイナビニュース編集部は8月3日、広告記事の一部に誤解を招く表現があったと発表しました。サイトのトップページにお知らせを掲載しています。
7月末にYahoo!ニュースが、いわゆるステマ記事について「積極的に排除し、撲滅したい」との考えを表明(関連記事)。その際、“声明とは無関係”としながらも、「マイナビニュース」「マイナビウーマン」「モデルプレス」の記事配信を終了したことを明らかにしました。
今回のマイナビの発表はこれを受けたものだと思われます。マイナビによると、編集部内で議論し、現在はタイアップ記事には提供会社を明示することで、広告企画と編集記事の区別を明確化しているそうです。「今後も読者および広告主様、配信契約社様にとって、よりよい形で記事を提供できるよう信頼向上に努めてまいります」とコメントしています。
advertisement
なお、今年3月に「ネイティブアドよ、死語になれ」というエントリーで、代表取締役が広告表記に対する違和感を語っていたメディア「CINRA.NET」も、7月31日付でインターネット広告推進協議会(JIAA)が定めたガイドラインに従うという方針転換を発表しています。
関連記事
「Yahoo!ニュース」ステマ記事排除について声明 同日3媒体が配信停止も関連性はなし?
Yahoo!ニュースのスタッフブログ発。HIKAKINらユーチューバー所属事務所 タイアップ時の「提供」表示義務付け ステマ防止で
タイアップやコラボ動画には明確に提供を表示するなどのガイドラインを策定しました。「辛くない時期はなかった」 月間1億2000万PVで得たもの/失ったもの 清水鉄平「はちま起稿」に狂わされた人生
月間1億2000万ページビューを稼ぐ怪物サイト「はちま起稿」。その元管理人・清水鉄平とはどういう人物なのか。書籍発売を記念して、清水氏にインタビューを行った。「アフィカスに振り回されるのにはうんざり」 2ch一斉「転載禁止」なぜまた? 管理人の意図、影響は
3月19日、新たに20以上の板が「転載禁止」になった背景をまとめた。第三次ブログ連戦争へ:なぜ2ちゃんねるは「転載禁止」を選んだのか――「まとめサイトVS住民」繰り返す歴史
「2ちゃんねる」の人気板が相次いで転載禁止になり、まとめサイトは岐路に立たされている。そもそもまとめサイトはどのようにして影響力を持つようになったのか。ネットの歴史をたどる。Wikipediaをステマビジネスから守れ! 利用規約改定に向けた意見を募集
ウィキメディア財団は、報酬を受け取って顧客の利益につながる編集を行うことについて制限を設ける考えです。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.