Ingressで日本全土が緑化、朝起きたら広がる大草原――「中野埋めるついでに日本埋めよう」
平時ですが多重CF貼っておきますね。
朝起きたら一面に広がる緑の大草原。そしてにわかに騒がしくなるハッシュタグIngress。今日は特にイベントもないのになんでこうなった!? 9月6日午前8時、実世界陣取りゲーム「Ingress」で日本全土が深い緑で覆われる事件が起きました。
青と緑の陣営に分かれ、現実の地図と連動したCF(陣地)を作り合うIngressでは、ポータル(拠点)を繋げて(リンク)三角形にすると自陣になり、相手側はCFもリンクもつなげることができなくなります(拠点は奪えます)。昨年12月13日に東京で実施されたIngressの大規模オフィシャルイベント「Darsana XM Anomaly」でもイベント開始早々に日本列島が緑に染まったり(関連記事)、今年3月28日に京都で開催された公式イベント「SHONIN(証人)」で青側緑側双方で巨大CF(陣地)が形成された(関連記事)のは記憶に新しいところではないでしょうか。
「Darsana」のときは北海道と沖縄を除くほぼ日本全土をカバーする巨大CFでしたが、今回のCFはさらにその上。ミクロネシア連邦ポンペイ島とロシアのボロナイスク、そして台湾の東側を結ぶ三角形には北海道も沖縄もすっぽりと収まってしまっています。しかもポンペイ島を頂点にボロナイスクと台湾側では、いくつものポータルによる多重CFとなっています。やけに緑が深いと思いました。
今回の緑化作戦、マンガ編集者のO野K太郎さん(@gouranga)によると「Operation Midgard」というプロジェクトで、中野区HOを核とする有志一同による作戦だったと明かしています。この作戦のためにポンペイ島唯一のポータルを構築するなどお見事としか言えません。この多重CF、6日正午現在でも健在でした。
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緑化作戦大成功だったもよう(追記あり)。
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