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最新のデジタル技術で「軍艦島」を再現 長崎市に体験型博物館「軍艦島デジタルミュージアム」がオープン

CGやデジタルサイネージ、プロジェクションマッピングなどの技術で当時の様子がよみがえる。

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 長崎県野母半島の西方に浮かぶ端島(通称、軍艦島)。7月5日には「明治日本の産業革命遺産」として、松下村塾、旧グラバー住宅など23の施設とともに世界遺産に指定されました(関連記事)。その軍艦島の雰囲気を、当時の資料を基に、CGやデジタルサイネージといった最先端のデジタル技術を駆使して再現した「軍艦島デジタルミュージアム」が9月中旬、長崎市内にオープンします。


体感型ミュージアムがオープン

 UAV(無人航空機)を使って空撮した映像を基に、軍艦島のいまの様子を3Dモデリング技術で再現した映像作品や、全長30メートルの壁に軍艦島の写真や動画資料を映し出すプロジェクションマッピングのほか、軍艦島に掘られた採炭現場までの道のりをデジタル技術で再現し、まるでケージ(エレベーター)やトロッコに乗って向かうような体験もできるのだとか。日本初のコンクリートアパート「65号棟」の一室を再現したコーナーも。


多面体変形オブジェに、当時、軍艦島で暮らしていた人々の表情を映し出す「軍艦島の表情」

軍艦島のジオラマ(150分の1サイズ)と映像で当時の島の様子を再現する「シマノリズム」

全長30メートルの巨大プロジェクションマッピング「軍艦島シンフォニー」

採炭現場までの道を体験できる「採炭現場への道」

 観覧料は一般1800円、中高生1300円、小学生、800円、幼児(3~6歳)500円(長崎市民の人は免許証など、同市在住を証明するものを持参で半額に)。開館時間は9時から20時。

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