「萌え系」に新風を　無料のコミック雑誌「みんなのコミック」登場

　電子書籍販売サイト「eBookJapan」を運営するイーブックイニシアティブジャパンから、無料のコミック雑誌「みんなのコミック」（みんコミ）が11月11日にリリースされました。Webサイトのほか、iOS／Androidアプリがリリースされています。

　comicoなどと同じくオリジナル作品のみで構成された無料のコミックサービスで、いわゆる萌え系作品を中心に据えているのが大きな特徴。スタート時のラインアップは23作品で、12月に2作品の登場も決定。平日毎日いずれかの作品が更新されます。

　「おかあさん（10）と僕。」（根雪れい）、「うわようじょつよい」（派手な看護婦）、「今日もハレの日」（おみなえし）などWeb上では知られた漫画家や、イラストレーターとして認知度の高いうさみみきさんが描き下ろす「カラクリショウジョ」など美少女ヒロインてんこ盛りとなっています。

　「読者と一緒に作品を育てる」ことをコンセプトに、読者からの支持で作家のクラス（ランク）が「ひよこ」「うさぎ」「いるか」「らいおん」「ドラゴン」と上がり、クラスに応じてイベントなどの開催を予定しているといいます。

　ねとらぼエンタでは、みんなのコミック編集長の平田伸行さんにコメントをいただきました。平田さんは「月刊コミックガム」やWebコミック誌「COMICSEED!」を創刊、「女神候補生」「まほろまてぃっく」「一騎当千」「こえでおしごと」「モン・スール」「ラ・クインタ・カーメラ」などの作品にもかかわっています。

みなさんはじめまして。
「みんなのコミック」ようやくみなさんにお届けできました。
11月11日は「配線器具の日」（1111がコンセントの形に似てるから）とか、ポッキー＆プリッツの日（1111…以下略）という説もあります が、今年から「みんなのコミックの日」です！
23名の漫画家さんが心血を注ぎ込んだ創刊号を、どうかお楽しみください。
余談ではありますが、アプリ・プロデューサーはすっかり毛が薄くなり、ディレクターは白髪が増え、編集長は4キロ太りながらもがんばりました～。