ニュース
火星にいつかヒューマノイド降り立つ!? NASAが人型ロボットを大学に提供、宇宙での技術向上求め
宇宙でのミッションに耐えうるトレーニングや調整を行うようです。
advertisement
米航空宇宙局(NASA)は、火星でミッションを行う宇宙飛行士を支援するためのヒューマノイドロボットを大学に提供することを発表しました。大学にはロボットが宇宙でのミッションに耐えられるようにするための研究を行ってもらいます。
ロボット名はヴァルキリー(Valkyrie)。主にR5と呼称されています。体長は約1メートル90センチ、重さは約125キロです。頭部には3Dマップを構築するためのカメラとセンサーを搭載しています。
NASAは2体を精査した結果、マサチューセッツ工科大学とノースイースタン大学に提供することに。大学側はNASAから資金提供や技術支援を受けつつ、今後2年かけてロボットが宇宙でのミッションに耐えうるための研究を行っていきます。最終的な目標は、宇宙飛行士を補助していかなる状況でも活躍できる手先の器用なヒューマノイドロボットと、そのソフトウェアを開発することです。
advertisement
NASA本部の宇宙開発理事会は「これらの大学の研究チームがNASAに協力することによって、宇宙で活躍するロボットの技術的側面が大きく飛躍する」と期待を寄せています。火星にヒューマノイドロボットが降り立つ日がくるかもしれませんね!
(高城歩)
関連記事
ヒッチハイクロボット「hitchiBOT」のアメリカ横断挑戦 何者かに破壊されわずか2週間で終了
まだ始まったばかりだったのに……。「ロボットは東大に入れるか」 2021年の東大合格を目指す人工知能「東ロボ」がセンター試験模試で偏差値57.8の好成績
得意科目・苦手科目もしっかりあるようです。彼らはなぜ「結婚」しなければならなかったのか 「ロボット同士の結婚」が示したもの
東京・港区南青山で「ロボットの結婚式」が行われました。ヤマハがオートバイを乗りこなすヒト型ロボットを開発 最高時速200キロ超え目指す
開催中の東京モーターショー2015で公開。なんだこの再現度!? 映画「インターステラー」の萌えロボット・TARSのコスプレがクオリティ高すぎ
正直度99%の記事です。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.