嵐のアリーナツアー発表で早くも鹿児島会場近くのホテルに予約殺到

　12月27日、東京ドームで「ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism」の千秋楽を迎えた嵐が、来年4月23日から9年ぶりとなるアリーナツアーを発表した。さっそくツアー日程に合わせて各会場周辺のホテルに予約が殺到しているという。

　今年は名古屋を皮切りに札幌、大阪、福岡、東京の5会場17公演を実施したドームツアーをはじめ、9月に宮城県で行われた復興支援コンサート「ARASHI BLAST in Miyagi」などすべての会場でチケット入手は困難に。周囲のホテルは遠方からの来場者により予約でいっぱいとなり、一部会場では日程が重なった学会やイベントを延期および中止せざるをえない事態になった（関連記事）。

　今回発表されたアリーナツアーでも同様の事態が予想され、来年7月30日と31日に予定されている鹿児島では、ホテル予約サイトを見てみるとすでに宿泊可能なホテルは残りわずかになっている。前後の土日と比較しても動きが早い印象だ。

　福岡市では嵐のツアー期間、「民泊」を認める方針だと高島宗一郎市長が会見で明らかにし話題になった（関連記事）。いずれチケットが押さえられなかった予約者からのキャンセルが出ると思われるが、それでも夏休みシーズンと重なっていることもあり観光客と合わせた宿泊施設不足への対応が求められることになりそうだ。

　なお、嵐のアリーナツアー「ARASHI“Japonism　Show”in ARENA」は4月23日・24日のサンドーム福井を皮切りに、5月7日・8日の広島グリーンアリーナ、7月23日・24日の静岡エコパアリーナ、7月30日・31日の鹿児島アリーナ、8月6日・7日の長野M-WAVE、そして8月9日・10日の横浜アリーナが予定されている。