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嵐とEXILEのコンサートツアー時は民泊OKに 福岡市が方針打ち出す

ホテル不足解消となるか。

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 嵐とEXILEのコンサートツアーの期間、福岡市では「民泊」を認める方針だと高島宗一郎市長が12月8日の定例記者会見で明らかにした。

福岡市長会見 高島宗一郎福岡市長

 イベントやコンサートの際に宿泊施設が不足することが多い。9月に宮城県で行われた東日本大震災復興支援コンサート「ARASHI BLAST in Miyagi」でも、開催が発表されるや会場周辺のホテルはもちろん、仙台市内の宿泊施設に予約が殺到。同期間に開催予定だった学会やイベントへの参加者が宿泊先を確保できないとして延期および中止する事態になっている。

 福岡市でも今月17日から19日に予定している嵐や、同じく26日から27日に予定しているEXILEのコンサート期間の宿泊施設はほぼ満室状態で、予約がしづらくなっている。高島市長は海外旅行者などの話題から、嵐やEXILEのコンサートによる一時的な宿泊施設不足の対策として民泊の利用について触れた。

 一般住宅の空き部屋を宿泊施設として活用する民泊については旅館業法などで厳しい規制がかけられているが、特定の地域に限る「国家戦略特区」による規制緩和を利用し、「6泊7日以上の滞在」「近隣住民への周知」といった条件を満たすことで民泊が認められる場合がある。大田区は今月7日、議会で「民泊」を認める条例を可決成立しており、来年1月から解禁する方針を打ち出している。

 福岡市では「国家戦略特区」での条件が現実問題“使い勝手が悪い”として適用できないものの、法律の枠内でも自治体が指定することで「民泊」が可能になると説明している。報道によると、期間の限定のほかにも自治体としての条件を詰めて、今後は民泊への協力を呼びかけるとのこと。


EXILE EXILEのコンサートツアーへの遠征の助けとなるか

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