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4K・8K放送の録画禁止に反対する意見書、MIAUと主婦連合会が意見書提出

4K・8K放送で番組の録画禁止が検討されていることについて、禁止にするべきではないと主張。

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 4K・8K放送で番組の録画禁止が検討されていることについて、MIAU(インターネットユーザー協会)と主婦連合会が意見書を次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)が提出した。


MIAUの発表

 同フォーラムが12月に公表した4K・8K放送に関する運営規定では、「月極め等有料放送」「コンテンツ保護を伴う無料番組」のコピー禁止が「T.B.D」(未定)となっており、これは一般的な4K・8K番組の録画禁止が検討されていることを示していると意見書には記されている。


番組のコピー禁止の運用について(NexTV-Fが公表した規定より)

 本来、テレビ番組の家庭内録画は適法だが、コピー禁止になれば放送中にテレビの前にいなければ視聴できなくなる。コピー禁止は不正利用の対策として有効でないばかりか、大多数の善良な一般視聴者が巻き添えとなって不便を強いられるとして意見書は反対を唱えている。また、特定の事業者間で共同して一般視聴者の録画を禁止できるよう合意し、互いに制限することはカルテルに該当するおそれがあるとも指摘。

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 こうしたことから、無料放送と公共放送における4K・8K放送でも、現在の地上デジタル放送などと同様に、「コピー禁止」は「運用不可」とすることを強く要望すると主張している。一般消費者を代表する団体を含むメンバーによる開かれた議論が必要とも指摘している。

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