ニュース

全39話を再現したこだわりの展示がズラリ! 「ウルトラマン 時を超える珠玉のストーリー展」へ行ってきた

豪快なジオラマ、マニア心をくすぐる展示も多数。

advertisement

 横浜・放送ライブラリーで開催中の「ウルトラマン 時を超える珠玉のストーリー展」へ行ってきました。2016年で放送開始から50年を迎えた国民的ヒーロー番組に焦点を当て、模型や映像などさまざまな表現を用いてその魅力を深く掘り下げた展覧会。あの頃をよく知るかつての少年の世代もそうじゃない世代もついつい引き込まれる不思議な世界が場内いっぱいに広がっていました。


横浜・放送ライブラリーにて4月3日まで開催中

 会場に入ってまず目を引くのが、「ウルトラマン」の放送全39話を1話ごとに振り返るコーナー。各ストーリーにおける名場面を再現したジオラマや怪獣の人形、話の鍵となったアイテム、写真や映像などを使って表現しています。


バルタン星人が乗ってきた宇宙船にいると思われる20億3000万同胞の様子も一部再現するなどマニア心をそそる展示があちらこちらに

第25話「怪彗星ツイフォン」でのウルトラマンとレッドキングの格闘シーンなど、豪快なジオラマで再現した展示も多数

映像やミニチュア、小道具類など再現方法にも凝っている様子。左から2番めのはカカオ豆の袋。そう、第6話「沿岸警備命令」で横浜に出現した怪獣ゲスラの大好物です

 このほか、第13話「オイルSOS」に登場した怪獣ペスターを製作した際の造形師・高山良策さん直筆の原画といった貴重この上ないものや、第28話「人間標本5・6」に登場した人間が入れられた試験管の模型、第17話「無限へのパスポート」での科学特捜隊本部の前に現れたブルトンの様子を再現したジオラマ、第26話「怪獣殿下(後編)」で大阪市街で暴れたゴモラのしっぽの様子、第30話「まぼろしの雪山」でのウーを呼びかける声を音声で体験するコーナーなどなど、ずっといても飽きない展示がずらりと並んでいました。

advertisement

 さらに、「ウルトラマン」のメインシナリオライターで2016年で没後40年となる金城哲夫さんの足跡をたどるパネル展示や、最終回放送時の一般のお茶の間の様子をミニチュアで再現したコーナーも。「ウルトラマン」という稀代の人気テレビ番組を通して古き好き昭和の文化を体験できる、エンターテインメントとアカデミックが絶妙に混ざり合った貴重な企画展でした。

 さらに場内では、「ウルトラマン」の傑作エピソードや初代ウルトラマンが登場したその後のシリーズのエピソードをピックアップした上映会も開催中。3月に劇場版公開を控える「ウルトラマンX」関連の展示もあるなど内容はこれでもかというほど盛り沢山です。企画展の開催は4月3日まで。入場は無料となっています。

(C)円谷プロ

ADAKEN

関連キーワード

ウルトラマン | 円谷プロ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  4. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  7. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  8. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  10. 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」