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抱き枕に命が芽吹く! なでなですると声が出る夢の抱き枕「痛すぽ」が商品化決定

ユーザーのなで方が、嫁の性格に影響するシステムが秀逸。

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 なでなですると、キャラクターが声で反応する……そんなオタクの夢を具現化したかのような抱き枕「痛すぽ」が、4月1日よりジョイアスから発売決定。同製品はMakuakeにおける約1年間のクラウドファウンディングを経て、商品化を実現している。

抱き枕ファンの夢が凝縮された紹介動画

 「2次元とリアルでふれあえる次世代コミュニケーションツール」と銘打たれた「痛すぽ」は、専用のタッチセンサーと抱き枕カバーから構成される抱き枕キット。触れ方の強度をセンサーが判定し、情報をBLE(Bluetooth LE)経由でスマートフォンへ送信。専用アプリから音声が出る仕組みになっている。優しく触れると甘い声を発し、乱暴に触れると怒り出すなど、キャラクターは500パターンもの音声でリアルに反応してくれる。自分で録音した声を登録したり、アプリからシェアして共有したりして、オリジナルの音声を利用することも可能だ。

ひとなでするたびに妄想がふくらむ
センサーユニットのイメージイラスト。ユニットを抱き枕カバー内部のポケットに入れ、黄色いセンサー部を抱き枕カバーの各部に接続して使用する。商品化に際してβ版から改良がなされ、小型化や消費電力の低減、センサーの反応速度の向上を実現したという

 ユーザーがなでたときの強弱を記憶し、キャラクターの性格に反映させる「感情パラメーター」機能も搭載。乱暴に触りすぎると嫌われて反応されなくなってしまい、優しくなで続けるとユーザーを好きになり、「嫁モード」に突入するという。ユーザーの趣味嗜好(しこう)に合わせて、キャラクターの性格を染め上げられるようだ。

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お好きな人は、あえて乱暴に触れてもいいのかもしれない
クラウドファウンディング中に公開された仕様では、キャラクターの性格は6種類へ分岐するようになっている。ふれ方次第で闇堕ちすることもあるもよう

 開発を手掛けたのは、九州工業大学元研究員にして、同社の代表取締役でもでもある内村康一さん。抱き枕と寝ているときの「しゃべってほしい」という妄想から、「痛すぽ」を実現させたという。

「痛すぽ」への思いを語る内村さん。こらそこ、「才能の無駄遣い」とか言ってはいけない

 日本の最先端技術によって完成した「痛すぽ」は、痛すぽショップで先行予約販売を受付中。価格はセンサーが1万4800円、抱き枕カバーが1万9800円で、抱き枕本体は別売りとなっている(税込・送料別)。専用アプリも発売と同時に配信予定で、対応機種はVer.4.3以降のAndroid端末か、iPhone4S以降。抱き枕カバーのラインアップは、3月15日現在ではオリジナルキャラクター「枕葉リナ」と、その姉の「枕葉ユカ」の2種類だが、今後も新キャラクターのカバーや追加ボイスデータの販売、メジャータイトルへの対応が予定されている。

予約販売ページのラインアップ
公式キャラクターのバリエーション

(沓澤真二)

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