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初代「ディアブロ」の海賊版ユーザーが19年の時を経て開発者へ謝罪し代金を支払う

GDCであったちょっと良い話。

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 違法コピーや海賊版の問題は、コンテンツ事業における永遠の課題。そんななか、ゲーム開発者会議「GDC 2016」にて、19年前に「ディアブロ」を違法にコピーして遊んでいたプレイヤーが、開発者へ直接謝罪し、ソフトの代金を支払う珍事が起きました。

「ディアブロ」シリーズ初代作品。MORPGの先駆け的な存在で、世界で初めて大ヒットしたオンラインゲーム

 謝罪したのは、ライターのShivam Bhattさん(@elektrotal)。彼は1997年に、初代「ディアブロ」の海賊版をプレイ。このことをGDCの席で、開発者のDavid Brevikさん(davidbrevik)へ謝罪。ソフトの代金を支払ったことを、Twitterで報告しています。

和解したDavid Brevikさん(左)とShivam Bhattさん(右)

 謝罪を受けたDavid Brevikさんは、「この信じられない出来事に、唖然とするほどでした。本当にありがとうございました」とコメント。

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 2人のやりとりに対し、Twitterには「よく償った」「本件を知ったことでより良い人生を送れそうだ」「(このことで)きっと彼らのあごひげは強くなる」など、好意的なコメントが寄せられています。Shivam Bhattさんが過去に行った行為は違法ではありますが、正直に償った勇気は認められるべきでしょう。

シリーズ最新作「ディアブロ3」

(沓澤真二)

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