ANA、国内線システム不具合で搭乗手続きや予約販売できない状態　23日早朝に復旧

　3月22日8時20分頃、全日本空輸（ANA）で国内線システムに不具合が発生し、国内線の便の予約、販売、搭乗手続きができなくなっています。10時5分時点ANA広報室によると、運航の安全性に問題はないものの、システム不具合によって欠航や遅延は発生しているらしく、現在その度合いを調査中。今後の出発便への影響も調べています。

　システム不具合の原因、復旧の目処も調査中とのこと。ANA公式サイトでは現在、日本国内線区間の空席照会、新規予約、予約変更、決済ができない状態が続いています。またANAと国内でコードシェア（共同運航）している5社、エア・ドゥ、IBEXエアラインズ、オリエンタルエアブリッジ、ソラシド エア、スターフライヤーにも、搭乗手続きできないといった同じ状況が波及しています。

　ANAは「ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけしますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。

追記

　国内線システムの不具合は、11時30分に空港のシステムは復旧しました。手作業で行っていた搭乗手続きも機械で行うなど、通常のシステムの作業に戻ったそうです。一方で、インターネットでの空席照会、新規予約、予約変更、決済などは現在もできない状況が続いています。

追記2

　国内線システムの不具合は、23日4時30分に復旧しました。昨日に引き続き、23日も一部の便で遅延・欠航が決定しています。3月22・23日のANA運航便の航空券については、運航状況に関わらず払い戻しを受けると発表しています。ANA公式サイトにおける不具合も、22日20時時点で復旧しました。