ニュース

幻のゲーム「仁王」α体験版配信決定 発表から10年余の歳月と2度の提供ハード変更を乗りこえる

最初はPS2用だった作品が、PS4用として2016年中に発売。

advertisement

 コーエーテクモゲームスが、プレイステーション 4用アクションRPG「仁王」のα体験版を、4月26日から5月5日までの期間限定で配信することを発表しました。α体験版アナウンス映像も公開中で、金髪碧眼の侍が妖怪と戦うアクションや世界観が伝えられています。

「仁王」公式サイト
α体験版アナウンス映像

 同作はもともと、2005年にプレイステーション 2用RPGとして発表されていた作品。以来、何の音沙汰もないまま、2010年に提供ハードがプレイステーション 3用に変更。そして2015年の「SCEJA Press Conference 2015」にて、プレイステーション 4用タイトルとして2016年内発売と発表されました。α版とはいえ、約10年の期間を経てようやくプレイアブルな形に仕上がったことになります。

 開発を手掛けるのは、社内チームのTeam NINJA。高難易度アクション「NINJA GAIDEN」で知られるチームの作品とあって、同社も「戦国死にゲー」とうたっており、かなりの歯ごたえが予想されます。

advertisement
刀や斧など、多彩な武器で戦える

 体験版をクリアすると、製品版で「特別な装備品」を獲得できる「制覇の証」が入手可能に。また、4月26日から5月6日まで、製品の改善に役立てるためのアンケートを実施。公式サイトに感想を投稿すると、スマホ用待ち受け画像がもらえます。

 専門誌の発売スケジュールに「発売日未定」として載ったまま、諸般の事情でいつまでも発売されない「幻のゲーム」は少なくありません。幻のまま、先に掲載誌や提供ハードが終焉を迎える事例も多いなか、無事形になった「仁王」はレアケースと言えるでしょう。同社の原作によるコミカライズも決定しており、5月9日発売の「別冊少年マガジン」6月号より連載されます。

コミカライズ版のイメージカット
(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.

(沓澤真二)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 高校生のときに出会った“同級生カップル”→「親に頼らん!」と必死に貯金して…… 19年後、現在の姿に反響
  2. “部屋が汚すぎて”彼氏に振られた女性→1人孤独に片付けを続け、600日後…… まさかの光景に「感動しました」
  3. 大野智さん巡る悪質“逮捕デマ”巡りSTARTO社が発信者情報開示請求 「株式会社嵐」代表は「一呼吸おいてよく考えて」と心境吐露 
  4. 普通の折り紙1枚を、パタパタ折っていくと…… プレゼントにぴったりな美しいアイテム完成に「すげぇつくりたい」「かわいい」
  5. “自分を醜い”と感じてきた49歳女性が…… “別人級の大変身”に感動 「衝撃的だった」「信じられない」
  6. 手芸で余った大量のハギレ → あまさず活用する“驚きの方法”に反響 「ナイスアイデア」「考えたこともなかった」
  7. 大谷翔平、“消防士たちとの5枚のショット”に反響 「どの消防士より屈強」「これは期待の新人」
  8. 「許されると思ってんの?」 スマホのアラームを設定→翌朝…… “絶望の通知内容”が430万表示 「ほんとこれ」
  9. 「死ぬほど笑ったw」 “ほろよい”限定デザイン → 人気ゲームの“例のロゴ”に見えると話題に まさかの公式も反応「ほろよい うま」 投稿者に話を聞いた
  10. GU、人気漫画家デザインのTシャツ転売相次ぐ 相場は定価の2倍以上…… 「転売の高い値段で買わないで」