人工知能を活用した新聞スクラップ用ペン「CUTPEN」、ナカバヤシが発表 クラウドファンディングも開始
ペンで囲って専用アプリで撮影すると瞬時にデータ化されます。
文房具メーカーのナカバヤシが、人工知能を活用した新聞スクラップ用ペン「CUTPEN(カットペン)」を4月13日に発表しました。合わせて、クラウドファンディングサイト「Makuake」で開発費の支援募集も開始しています。
「CUTPEN」は、専用ペンで囲んだ新聞の範囲を専用アプリで撮影することで、簡単に記事をデータ化・管理することができるアイテム。撮った画像は人工知能を通して処理され、データ化した記事内容から重要キーワードを抽出し、関連するWEBサイトを表示させる機能が搭載されます。また、新聞紙面のデータ化に特化した独自の色補正機能や、スクラップした複数の記事を1ページにまとめる機能なども搭載予定です。
同社は4年前から「デジタルとアナログの融合」をコンセプトにした「Smareco」シリーズで、専用アプリと組み合わせて使う特殊なスタンプやマーカーを販売してきました。「CUTPEN」はその発展形で、より使いやすく実用的なアイテムを目指して作られています。
クラウドファンディングサイト「Makuake」では、出資額に応じて限定ペンなどのリターンが提供されます。最も安価な650円コースで専用ペン1本と半年分のIDのセットがもらえます。設定された目標額は50万円。資金が目標額に達しなかった場合でも、出資者に返金されず、資金募集者に入金される「All in」方式が採用されており、同社は集まった資金を「より高い完成度を目指すために専用アプリの画像認識や人工知能の精度向上の開発に当てさせて頂きます」としています。
スペック
[商品名]CUTPEN(カットペン)
[発売予定日]2016年7月頃
[価格]オープン価格
[商品内容] 専用ボールペン/取扱説明書(シリアルID付)
[アプリ] 動作環境:iOS8、iPhone5S以降推奨
<CUTPENアプリの配信について>
CUTPENアプリはAppStoreより無料でインストールすることができます。
但し、無料版の場合は以下の制限があります。
[CUTPEN 無料版の制限について]
・トリミング保存回数 5回まで
⇒以降は、トリミングされずに保存されます
・WEB連携記事5回まで + 広告表示
⇒以降は、記事は表示されません
・画像の合成機能は使用できません
・移動する画像への広告表示
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