ニュース

本編はシリアスなのにダンス動画投稿しまくるって何だよ! dTVが作品一切関係ない「ZQNダンス」をゴリ押してくる件【PR】

俺の知ってる「ZQN」と違う。

advertisement

 近ごろ「ZQN(ゾキュン)」という謎のキーワードを使った音楽・ダンス動画が次々と投稿されて、ネット上をにぎわせています。どこかで聞いたことあるような気もする言葉ですが……ダンス!? 何これ俺の知ってるZQNと違う。

 YouTubeに公開されていた動画「ZQN Party」は、美女たちがクラブ感全開のダンスナンバーに乗ってセクシーダンスを披露する謎のMV。お笑いコンビ・メイプル超合金の2人も何やら顔色悪い感じで登場し、「ZQN BUSTERS」とかいう設定のセクシー美女軍団に銃で撃ちまくられるというやたらとノリノリな内容になっています。

謎のセクシーダンスがスタート
メイプル超合金の2人も何やらおかしな姿に
俺の知ってる「ZQN」と違う

 「ZQN」といえば花沢健吾さん原作の漫画で、4月に映画も公開される「アイアムアヒーロー」に登場する言葉。謎の感染によって人々が変貌を遂げた生命体を指す言葉で、MVにもZQNらしき人々が登場することを見るとどうやら関係がありそうな気がします。ただ、「アイアムアヒーロー」ってどう考えてもこんなノリノリな世界観じゃないですよね……?

advertisement
本来のアイアムアヒーロー(映画「アイアムアヒーロー」公式サイト

 ところがネット上では多くのユーザーがこの「ZQNソング」を使ったアゲアゲな動画を投稿しています。エイプリルフールにはお店で買い物していた女子高生たちが突然ZQNダンスを踊り始めてしまうフラッシュモブ動画が話題に。また、人気のYouTuberやTwitterユーザーたちもZQNソングを使ったパリピ感あふれる動画を投稿して拡散ならぬ感染者を増やしていっています。いったい何が始まるんです……?

女子高生たちが突然踊り出すフラッシュモブ
お客さんたちもビックリ
Twitterにも謎の「ZQN」動画が続々と発生
「オタク版PERFECT HUMAN」が話題(関連記事)になったYouTuberの☆イニ☆(じん)さんも

 どうやら発生源となっているのはZQN.danceというキャンペーンサイトのようで、「ZQN Party」の音源が無料配布されていました。調べてみると、これらは全てオリジナルドラマ「アイアムアヒーロー はじまりの日」を独占配信しているdTVが、同作のプロモーションとして仕掛けたものだそう。もちろんドラマはシリアスな内容なのですが、同作のキーワード「ZQN」に注目していろいろあった結果、なぜか作品の世界観とかけ離れたアゲアゲミュージックが生まれてしまったようです。なんでだよ! 本編とセクシーダンス全然関係ないだろ!

アゲアゲなノリの「ZQN.dance」(画像をクリックでサイトに移動)
こちらが「アイアムアヒーロー はじまりの日」。全然世界観が違う

 今回ねとらぼで記事にする際にも「とにかくZQNソングとダンスを紹介してほしい!」といって、作品のことには何も触れようとしないdTVさん。「プロモーション」の意味をちゃんと分かっているのか不安なのでねとらぼ側で勝手に補足すると、「アイアムアヒーロー はじまりの日」は原作や映画の前日譚にあたる物語で、原作や映画でも描かれていない「ZQN」が生まれるまでの知られざるエピソードを映像化しています。もちろんセクシーダンスとかノリノリな音楽は出てきません!

緊張感あふれるサバイバルパニック作品です(画像をクリックでサイトに移動)

 斜め上のプロモーション活動に全力を注いでいる「アイアムアヒーロー はじまりの日」は、dTVで独占配信中です。なぜか作品と真逆の方向性の「ZQNダンス」の感染者が拡大しちゃってるんですが……これ本当に宣伝になってるんですか!?

提供:エイベックス・デジタル株式会社

アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2016年4月28日

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  2. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  3. “女子小学生”がメンズカットしたら……「え!」 その驚きの大変身に「な、なに!?」「絶対モテる」と反響
  4. 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  5. 正体不明の「なにかふしぎなもの」がハードオフで販売→Twitterで情報集まり正体が判明
  6. 「とんでもないものが売ってた」 ハードオフに“33万円”で売られていた「まさかの商品」に思わず仰天
  7. 「起動しません」 ハードオフで4000円のジャンクPS4購入→電源入れると“驚きの結果”に「そんなことあるんだ」
  8. スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  9. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  10. 「ワンピース」ナミに扮したイタリアのコスプレイヤーが麗しい! 「完璧」「美しい!」と称賛