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華麗なるパーフェクトプレイ! 「ドンキーコング」スコアアタック世界記録が更新

最終スコアは、ゲームの仕様上の限界であろう121万8000点。

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 1981年のアーケードゲーム、「ドンキーコング」(北米版)のスコアアタック世界記録が更新されました。達成したのは前記録保持者のWes Copelandさん自身で、最終スコアは121万8000点。「これが私の最後の記録となるだろう。これ以上のスコアを出せるとは思えない」と語っており、この記録は同作の仕様上の限界と言えます。

FaceBookで喜びの報告をするWes Copelandさん
画面上は「218000」点となっているが、これは「ドンキーコング」がスコアを6桁までしか表示できないため。実際は121万8000点(画像はWes CopelandさんのFaceBookページより)

 3時間以上にも及ぶ挑戦の様子は、YouTubeにてノーカットで公開されています。タルをギリギリかすめるように跳んだり、敵の動きを予測してハンマーで潰したりと、絶妙なテクニックでスコアを稼ぐWes Copelandさん。スコア稼ぎを目的とした故意の死亡を除いては、ノーミスで周回プレイを重ね、120万点オーバーで22周目を迎えます。

制限時間一杯まで、タルを跳び越えて加点
最上階では、垂直ジャンプだけでスコアを稼ぐ裏技も
マリオの残り数に余裕がある場面では、わざとタイムオーバーまでスコアを稼ぎ続けている

 すると、突然マリオが謎の死を遂げ、ゲームは終了。記録はここでストップとなってしまいました。なぜこのような現象が起きるのか? それはステージに設けられた制限時間の仕様によるものです。

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22周目の開始後約8秒で、マリオはなぜか死亡してしまう

 同作の制限時間は4桁の数字で表現されており、一定のペースで100ずつ減少。クリア時に残っていた数値がそのままボーナスとしてスコアに加算されます。周回を重ねると初期値が増加し、ボーナスを稼ぎやすくなりますが、同時に減少のペースも加速。この仕組みが、22周目の到達時に不具合を引き起こし、ゲームは強制的に終了となってしまうのです。

 つまり「ドンキーコング」がプレイできるのは、事実上22周目の冒頭まで。今回のような記録を打ち立てるには、制限時間の範囲内で可能な限り敵の回避や撃破を重ね、加点しなければなりません。そこに着目しつつプレイ動画を見ると、Wes Copelandさんの工夫に感心させられるでしょう。

(沓澤真二)

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