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壊れたおもちゃに“移植手術” 親子で臓器移植を考える「Second Life Toys」キャンペーン
思い出のおもちゃが、ドナーの力でよみがえる。
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移植医療の啓発を行うグリーンリボンキャンペーン事務局が、壊れてしまったおもちゃにドナーとなるおもちゃを“移植”して救う「Second Life Toys~おもちゃの移植手術~」プロジェクトを実施しています。
同プロジェクトはおもちゃの“移植手術”を通じて、親子で臓器移植について考える機会をもつきっかけを、との目的で始まりました。現在、特設サイトで「壊れてしまったけれど、また一緒に遊びたいおもちゃ(移植希望のおもちゃ)」と「新たな命を吹き込むお手伝いをするおもちゃ(ドナーとなるおもちゃ)」を募集しています。
これまでに、トサカがなくなったニワトリのぬいぐるみに、カエルのぬいぐるみの手を移植するなど幾つもの移植手術が行われています。
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キャンペーンに参加するには、おもちゃの写真を撮影してから郵送するだけです。移植手術が完了後に、修復を希望した人にはおもちゃが返却されます(ドナー側のおもちゃは返却されません)。
ドナーとなったおもちゃを提供してくれた人には後日、おもちゃ修復してもらった人から写真付きの感謝の手紙が郵送されるので、ドナーとなった喜びを感じることができそうです。
臓器移植法成立から今年で19年が立ちましたが、実際に移植手術を受けることができるのは希望者の2パーセント。Second Life Toysは1人でも多くの人が臓器移植についての理解を深めることを目指しています。
Second Life Toys のコンセプト動画
(Kikka)
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