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蜷川幸雄さん演出の「ハムレット」「近松心中物語~それは恋~」 逝去受け公演中止に

上演を予定していた彩の国さいたま芸術劇場で、蜷川さんは芸術監督を務めていました。

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 彩の国さいたま芸術劇場(埼玉県さいたま市)は5月17日、演出家・蜷川幸雄さんが死去したのを受けて(関連記事)、上演を予定していた蜷川さん演出による「ハムレット」「近松心中物語~それは恋~」2公演の中止を発表しました。

公演中止を発表する彩の国さいたま芸術劇場公式サイト

 蜷川さんは、同劇場を経営する埼玉県芸術文化振興財団で芸術監督を務め、同劇場でも自ら演出を手掛けた作品を数々と上演してきました。「ハムレット」は今年10月、劇作家・秋元松代さん作の「近松心中物語~それは恋~」は来年1月に上演を予定していました。

蜷川さんの同劇場芸術監督としてのあいさつ

 劇場は「蜷川幸雄芸術監督のご冥福をお祈りいたしますとともに、公演を楽しみにされていた皆様に心よりお詫び申し上げます」とコメント。また5月13日から6月11日まで劇場内では、献花台と記帳台を設置しています。

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