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ブルースの帝王・B.B.キング死去、享年89歳 オバマ大統領やリンゴスターなどTwitterで追悼

「今宵は天国で最高のブルースが奏でられるでしょう」とオバマ大統領。

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 ブルース界の巨匠・B.B.キングさんが、5月14日午後9時40分(米国太平洋標準時)に死去しました。享年89歳。Twitterではオバマ大統領はじめ世界中の著名人が“King Of Blues(ブルースの帝王)”の訃報に悲しみや敬意の言葉を寄せています。

画像 逝去を発表したB.B.キング公式サイト

 B.B.キングさんは本名Riley B. King(レイリー・ビー・キング)。1925年にミシシッピ州の農園に生まれ、40年代にレコーディングを開始してから50枚以上のアルバムを制作。グラミー賞は1970年に名曲「The Thrill Is Gone」で受賞以降、「Best Traditional Blues Album」部門を中心に計14回獲得しました。

画像 最後のグラミー賞受賞アルバムとなった「One Kind Favor」(2008年、Best Traditional Blues Album部門)

 後年も年間平均250回のライブを行うなど精力的に活動していましたが、昨年10月の公演中に体調が悪化、脱水症と診断され残りのツアー公演をキャンセルに。今年4月6日にも脱水症で緊急入院し、翌日退院してからはラスベガスの居住地で在宅介護を受ける日々を送っていました。公式サイトは眠っている間に安らかに亡くなったと知らせています。

 オバマ大統領はTwitterを通し、「今宵は天国で最高のブルースが奏でられるでしょう」と訃報について。ほかにも元ザ・ビートルズのドラマーとして知られるリンゴ・スターさん、ロックミュージシャンのレニー・クラヴィッツさんなどミュージシャンはもちろんのこと、俳優、科学者など各界隈の著名人が追悼の意を表しています。


黒木貴啓


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