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日用品もジオラマもぐーるぐる しりあがり寿さんが美術館で初個展 練馬で開催

さまざまなものを回転させる現代アートに加え、「弥次喜多 in DEEP」「真・ヒゲのOL薮内笹子」などの原画の展示も。

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 「弥次喜多 in DEEP」「地球防衛家のヒトビト」をはじめとしたシュールなギャグ漫画で知られる漫画家・しりあがり寿さんによる現代アートの個展「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」が、練馬区立美術館(東京都練馬区)で開催されます

 期間は7月3日~9月4日まで。料金は一般が800円、高校、大学生、65~74歳が600円です。

しりあがり寿さんが手掛けた、ぐるぐる回る現代アートなどを展示

 しりあがり寿さんは漫画家としての活動と平行して、現代アートの制作も行っており、美術館での個展は今回が初。「回・転・展」では、日用品やジオラマ、絵画などを回転させた作品を展示。「弥次喜多 in DEEP」「真・ヒゲのOL薮内笹子」などの原画も公開されます。

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 また、会期中には同氏とデザイナーの祖父江慎さんとの対談や、声優の銀河万丈さんによる読み語り、回転するオブジェを制作するワークショップなどのイベントが実施されます。

「回るヤカン」2016年
「回るアトリエ」2014年@art space kimura ASK?
「回転体は行進するダルマの夢を視る」2014年@箱根彫刻の森美術館
左:「弥次喜多 in DEEP」原画 月刊コミックビーム2000年1月号掲載 右:「真・ヒゲのOL薮内笹子」カバーイラスト原画 2003年

 同個展は練馬区立美術館のほか、9月17日~11月6日まで刈谷市美術館(愛知県刈谷市)、2017年1月14日~3月5日まで伊丹市立美術館(兵庫県伊丹市)で開催される予定です。

マッハ・キショ松

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