ニュース
図書館で「魔法が使えるようになりたい」と相談した6歳の男の子 対応した事例がほっこりすると話題に
お母さんと修行をして「2秒くらい飛べた」そうです。
advertisement
「魔法の本ありますか?」――6歳の男の子からそんな相談を受けた、ある図書館の事例がほっこりすると話題になっています。
全国の図書館での資料検索事例を集めた「レファレンス協同データベース」に掲載された、愛知県の蒲郡市立図書館の事例。「魔法が使えるようになりたい」という男の子からの相談でした。息子になんと説明すればいいか分からずに困ったお母さんと一緒に来館したもので、本人は「ちょっと難しい本でもがんばって読む」と意欲満々だったとのこと。
担当した司書は男の子と一緒に魔女や妖精の本がある棚に行き、「魔女図鑑 魔女になるための11のレッスン」「魔女・魔法使い大図鑑 魔女からの招待状」といった本を紹介。「魔法を使うためには修行が必要」と書かれているのを読んだ男の子は、「お母さんと一緒に修行してできるようになったら見せる」ことを約束して本を借りていったそうです。
advertisement
事例には後日談も記載されており、本を返却にきた男の子は司書に「お家でほうきを作った」ことと「2秒くらい飛べた」ことを照れくさそうに報告してくれたんだとか。3月に公開された事例ですが最近になってネットで拡散され、そのかわいらしいやりとりに癒される人が続出しています。
(たろちん)
関連記事
「死ぬほどつらい子は学校を休んで図書館へいらっしゃい」 鎌倉市図書館の優しさに満ちたツイートが話題に
逃げてもいいんだよ。貸出履歴にびっくり! 図書館で本を借りたまま引っ越した少女、67年後に返却する
このあと滅茶苦茶あやまった。火事で本をなくした少女のため児童書作家が「本を贈ろう」と呼びかけ → 300冊以上集まる結果に
集まった親切は女の子を笑顔にしました。まるでホグワーツ魔法学校の図書館! ブラジルの「幻想図書館」のビジュアルがすごい
ファンタジーの世界に迷い込んだ気分になれそう。年長組のころ読んだ「こどものとも」絵本がすぐ探せる 福音館書店が絵本720冊をまとめた「こどものとも図書館」をオープン
月刊絵本「こどものとも」の創刊60周年を記念したサイト。謎の高額本「亞書」 国立国会図書館が発売元に返却 代金136万円も返金要請
検討した結果、「国立国会図書館への納入義務の対象には当たらない」と判断。将来が有望 子どもが発明した「明日の朝まで潜水できる装置」への思いとそれを見守るパパにほっこり
「大好きな先生に潜れるようになったことを報告したい」
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.