新社会人に社会の辛さを聞いてフレッシュの大切さを説く【PR】

　5月も終わり新社会人はそろそろ会社に慣れたころだろうか。逆に会社や社会に対する不満も溢れ出す季節だと思う。高い志を持って入社した会社かもしれないが、現実とのギャップに苦しんでいるはずだ。

　ただそれが社会だ。就活中のフレッシュな志を忘れないでほしい。やはりフレッシュは素晴らしいのだ。そこで新社会人に会社の不満などを聞きつつも、フレッシュの大切さを説きたいと思う。

フレッシュなポテトチップス

　カラムーチョなどのお菓子を作っている「湖池屋」。日本で初めてポテトチップスの量産化に成功した会社だ。スーパーなどのお菓子売り場に行けば、コイケヤのポテトチップスを見ることができる。

　このポテトチップスも十分においしいのだけれど、もっとおいしいポテトチップスが存在する。工場直送のポテトチップスがあるのだ。おいしい理由は「フレッシュ」だから。ポテトチップスにもフレッシュか否か、が存在するのだ。

　ポテトチップスはできてから時間が経つことで油が酸化して、おいしさが落ちる。「工場直送便ポテトチップス」は、工場でできたポテトチップスを生産の翌日に発送することで、できたてのフレッシュな状態で食べられるものだ。ちなみに完全受注生産で、ネットで注文しないと手に入らないレアな商品だ。

　食べると分かる。芋の味が生きているというか、世界が鮮やかに感じるのだ。フレッシュであることの大切さに気がつく。いつまでもフレッシュでいて欲しいと思う。そこで、いまフレッシュな人材に、フレッシュでいることの大切さを説きたいと思う。

新卒入社の新社会人にフレッシュの大切さを説く

　ポテトチップスと一緒で、人も時間が経つとフレッシュでなくなる。あんなにやる気や志で満ちていたのに、だんだんと枯葉のようになっていくのだ。それはよくない。フレッシュな新社会人に今のうちから注意を促しておきたい。

　新社会人を求めてアユート社を訪れた。PCパーツ・各種周辺機器の総合代理店だ。この会社でハイレゾプレーヤーやイヤフォンなどのポータブルオーディオのマーケティングを担当している新社会人・上野眞梨子さんにインタビューをする。

はじめまして、フレッシュですか？

あ、はい。3月に福岡の大学を卒業して、4月に入社したのでフレッシュだと思います。

入社のために上京したんですか？

そうです。東京で40社くらい受けました。

就活大変ですもんね。この会社は何十番目の候補だったんですか？

1番です！

本当は？

2番です、すみません。

　アユートはテックウインド株式会社の子会社で、上野さんは、本当は親会社の方に入社したかったそうだ。ただ現在は、アユートに入社できてよかったと語る。

　ちなみにこの企画、フレッシュではなくなっている部分を聞き出してから工場直送のポテトチップスを食べてもらい、フレッシュ大事でしょ、と教える内容だ。フレッシュじゃない部分を聞きたいのだ。

なぜこの会社を受けたんですか？

大学で新しい店舗の展開やマーケティングを勉強して、商品がどのような経緯で自分の手元に来るのか知るのが面白くなったんです。それでマーケティングで募集していたこの会社に入りました。

仕事はどうですか？　思い描いた仕事ができていますか？

現在は上司のもとで発注や資料づくりのお手伝い、営業の商談等にも同行しております。まだまだですが、いい上司にも恵まれて、楽しい毎日です。

上司はフレッシュですか？

え？　そうですね……まあ、上司は社歴も長くフレッシュではないかもしれないですね。

いい上司ですが、フレッシュではないんですね！

なんでうれしそうなんですか。本当にいい上司で、商談中に上司から商品について話を振ってくれたりして、商談に参加させてくれます。ただ商品をまだ理解していなくて、全く会話に入れなくて悔しい思いをしたことがあります。

でも、思うでしょ、商品のこととか、自分で覚えておけよ！　って。

思いませんよ！

フレッシュですね。

初心を忘れないというか、フレッシュでいたいと考えています。

ちょっと待って！　上司はフレッシュではないと言いましたよね。ただ上野さんはフレッシュでいたい。つまりあの上司のようにはなりたくない、ということですよね。

そういうことでは……。

いいんです、あなた自身はフレッシュの大切さに気がついているんです。そして、上司を見て、ああなりたくないと。御社の未来は明るいのではないでしょうか！

本当にそんなことないんです！　フレッシュでいたいですし、上司は尊敬してるんです！

　上野さんはフレッシュの大切さに気付いている。だからこそ、上司を見てフレッシュではないと思ってしまったのだろう。強引にこじつけたように感じるかもしれないが、フレッシュはとにかく大切なのだ。

これはコイケヤの工場直送便ポテトチップスです。いつもの方が上司です。そして、工場直送便が上野さんです。

なんで突然ポテトチップスの話になるんですか？

そういう記事なんだから気にしないで！　どちらがおいしいですか？

正直なことを言えば、どちらもおいしいです。いつもの方もどこかで食べたことがあって懐かしい味です。

上司は過去の人ってことですか！

そんなこと言ってないです！　ただ、やっぱり工場直送がおいしいですね。お芋の味がします。今までのポテトチップスと違う気がします！

フレッシュの大切さに気がつきましたか。上野さんは上司のようではなく、ずっとフレッシュな存在でいてください。

どうしてそんなに上司を悪く言いたいのか分かりませんが、ともかくフレッシュでいます！

　上野さんがまぶしかった。本当にフレッシュなのだ。無職の私と比べるとキラキラしすぎて、サングラスが必要だった。それはなにより私がフレッシュの大切さを知っているからだ。工場直送のポテトチップスには、私がもう取り戻せないフレッシュが溢れている。

フリーター出身の新社会人にフレッシュの大切さを説く

　次は高校卒業からフリーターを続け、今年から正社員として働き出した方に話を聞こうと思う。正社員は初めてで、営業職なのだけれど、営業も初めてという方だ。きっともうすれていることだろう。

　ロータスは、ゲームのキャラクターデザインやアプリの開発、ゲーム会社への人材派遣を行っている会社だ。話を聞くのは北野賢太郎さん。フリーターからの正社員。大変だろうと思う。

新社会人ですか？

高校を出てからコンビニやハンバーガー屋などでフリーターをしていて、正社員として働くのはこの会社が初めてです。今年から働きだしたので、新社会人みたいなものです。

営業職ですが、今までに営業のご経験とかもない？

ないですね。アニメやゲームが好きで、ハローワークでそっち系の業界の求人を見つけて、応募して、今という感じです。

具体的に何をしているんですか？

新規開拓はもちろんなのですが、先輩からおりてきた仕事、担当の会社さんを引き継いで人材紹介と、あと請負のゲームの素材作成などをしております。

大変ですよね？　辞めたいですよね？

いいえ！　大変ですが、楽しいですよ！

　先の上野さんもそうだったけれど、北野さんも楽しいらしい。私は無職なので分からないけれど、働くのは楽しいらしい。働くの大変でしょ？　という質問自体が、フレッシュではない証拠かもしれない。

でも、つらいこともあるんですよね？

そうですね、朝の定例会といって毎朝軽い報告会みたいなものがあるんですが、仕事につながりそうな情報を紹介したり、取引が成立していない、コンタクトしていない企業をピックアップして毎日5社くらい報告しています。でも毎日だから、もうネタ切れなんですよ。あと僕は、営業なのでお酒をかなり飲むんですが、飲み過ぎた次の日とかもつらいですよね。

どんどん出てきますね！　フレッシュが消えかけてますね！

そんなことないです！　新規開拓を目指して1日5件を目標に電話をかけています！

でも、取れないと凹みますよね。

そうですね、凹みます。

そうなると、今は一番下ですが、いずれは部下を入れて、そういう仕事はやらせたいですよね？

それは確かに……。

アゴで使っていきたいと！

まぁそうですかね、最前線からは離れたいと思います！

いいですね！　フレッシュじゃないよ！

　全体としては売り上げを上げたい、もっと上に行きたい、ということになると思うけれど、私に近いものを感じた。フレッシュじゃない部分を聞き出せている。これは満を持して、工場直送のポテトチップスを食べさせて、フレッシュの大切さを説けるかもしれない。

フリーター時代に戻りたい時とかありますか？

あります。やはり怒られた時や、朝の報告会の時とか。

無職いいですよ、私は無職なので、今日もこのインタビューの1時間前に起きました！　朝、つらくないですか？

それはうらやましいです。朝ゆっくり寝てたいのはありますね！

少し早く帰る時とかも、周りの目が痛くないですか？

周りがそういう目で見てくることはないですけど、雰囲気的に僕が一番下っ端なので、帰りにくくは感じます。

分かります！

でも最近は慣れてきて、「お先でーす！」みたいな。

いいね！　フレッシュさのかけらもない！　早く帰って遊び呆けるよね！

いや、それはないです。クリエイターさんの気持ちを理解したくて、家で3Dのソフトを勉強したりしています。

フレッシュ！

　急に突き放された。フレッシュじゃないもの同士、仲良くなれる気がしたけれど、仕事への情熱がすごい。フレッシュじゃないと見せかけてのフレッシュ。急にまぶしく感じる。

それではここで、この工場直送のフレッシュなポテトチップスを食べてもらいます。

なんで突然ポテトチップスの話になるんですか？

またそういう細かいこと気にする！　そういうとこフレッシュじゃないよ！

あ、でもこれ油っぽくないですね！　いくらでも食べられる気がします！　おいしい！

これがフレッシュということなんです！

本当にこれ、おいしい！

私は無職なので、北野さんが抱えている大変さなどは一切解決できないですが、フレッシュの大切さだけは、これで分かると思います。フレッシュでいてください！

これってもう一袋もらえたりします？

お、聞いてないね！

　電話の営業や、朝の朝礼が大変だとかは、私には一切解決できない。仕事についてのアドバイスもできない。だって、無職だから。しかし、フレッシュでいることの大切さだけは伝えられたのではないだろうか。きっともうしばらくはフレッシュでいてくれると思う。

超高学歴新社会人にフレッシュの大切さを説く

　最後は今年の春に大学院の博士課程を卒業して、新社会人になった男性に話を聞こうと思う。大学院で研究をしていて、一般の会社に就職。きっと夢と現実の違いに気がつき、もうグレているころだと思う。

　GMOクラウドは世界中のあらゆる国と地域で、お客さんのニーズに合わせたインターネットサービスを提供している会社だ。そんな会社で大きなサーバの管理などをしている北川普崇さんにお話を聞く。

なんかすごく風格あるんですが、おいくつですか？

27歳です。大学院で地球惑星科学を専攻して木星の磁気圏について研究していました。

難しくて分からないです！　学科としてはどのようなことを？

分かりやすく言うと、地震とか気候とか、あと宇宙ですね、地学の教科書に載っているような内容です。

そこで博士課程まで進んだということですね。大学はどちらでしょうか？

東京大学です。

なるほど……、もう何にも言うことないかな。

　お会いした時から、なんかオーラが違うな、と思っていたけれど、東大だった。別に北川さんが偉そうだとかはない。私のような無職には受け止めきれない強者のオーラを感じるのだ。しかも東大の院まで行っている。フレッシュですか？　とかなんか聞きにくい。人生のステージが違う気がする。

現在の業務はサーバ管理とかで、大学で研究していたものと違いますよね？

いえ、そうでもありません。自分が研究していたものはデータが巨大なものを相手にしていたので、シミュレーションしないとどうしようもないものでした。そのため研究でよくサーバを使うんです。自分はグループ内でサーバを管理する担当だったので、その関係で仕事もサーバを触るものがいいなと思っていて。

研究よりもサーバが楽しくなったみたいな？

そうかもしれません。サーバで生きていきたいと思うようになりました。

そんな中でもやっぱり働き始めると、思い描いていた理想と違って裏切られた部分ってありますよね？

そうですね、裏切られた部分はあります。

ですよね、もう辞めてやろう、みたいに思いますよね！　フレッシュでいられるかって！

いい意味で裏切られたんです。思ったよりも大きいサーバに触れることができて、楽しくて仕方がありません。

素晴らしいですね。

今後は半自動化というか、人間が触らなくても永遠に動き続ける仕組みを作りたいです。ヒューマンエラーを減らすのが理想です。

でも、その、なんだ、あれ、そう、いま下っ端じゃないですか。部下ができて顎で使って、最前線にいたくないとかはありますよね？

最前線にはいたいですね。ずっと現場にいたいです！

フレッシュすぎてまぶしいです！

　全てにおいて完璧な回答、遠い先を見ている発言など、もう私にはなんて言えばいいのか分からない。フレッシュじゃない話を聞いて、フレッシュな工場直送のポテトチップスを食べてもらっての、「フレッシュでいたいです」という涙を流す展開はなさそうだ。

趣味とかはないですか？　この道を諦めて違う道を歩むとか？

サーバをよくすること以外趣味とかないですね。

そうですよね……。

はい。

好きな食べ物とかないですか？

うどんですかね。

うどん！　じゃ、香川だ！　香川に急に引っ越してサーバの仕事がおろそかになるかも！

ないでしょうね。

そうですよね。いや、そうだとしたら、サーバを極めるという初心というか、フレッシュな思いを忘れないでください、と言いたいな、と思いまして……。

なるほど、フレッシュではいたいですね！

話を合わせてもらってありがとうございます。

実は今日はフレッシュさを失いかけている新社会人にフレッシュな工場直送のポテトチップスを食べてフレッシュさを取り戻してもらうという目的で来たんです。いや、その、北川さんには必要ないかもしれませんが……よかったらどうですか？

全然油っぽくないし、芋の味がしておいしいですね！

初めて話があった気がします！

　やっぱりフレッシュな工場直送のポテトチップスはおいしいそうだ。北川さんもフレッシュだし、ポテトチップスもフレッシュ。フレッシュだらけだ。

　ということで、フレッシュな方々にフレッシュでいることの大切さを説いた。話を聞いても、やはりフレッシュな方の話はやる気に満ちていて、気持ちがいい。フレッシュは素晴らしいのだ。それはこのポテトチップスと同じ。ぜひ食べてみてほしい。もっとも、普通のポテトチップスも十分おいしいんだけどね！

　ちなみに……

湖池屋工場直送便ポテトチップスうすしお味

　生産翌日に発送する「湖池屋工場直送便ポテトチップスうすしお味」は、湖池屋オンラインショップ限定で随時予約受付中。価格は100グラム×6袋にトッピングのかつお節付きで1980円（税込・送料無料）。フレッシュな人も、フレッシュさを取り戻したい人もぜひどうぞ！