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幽霊に怨霊、怪異の世界を浮世絵で描く「お化け図鑑」が登場 酒呑童子・九尾の狐などの妖怪も

お化け浮世絵展にて先行販売されます。

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 日本の怪異を浮世絵で紹介する「浮世絵でみる! お化け図鑑」がパイインターナショナルから発売されます。掲載されているのは、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳、月岡芳年など有名な浮世絵師たちの作品。


「浮世絵でみる! お化け図鑑」表紙

 お岩やお菊といった幽霊に平氏や源氏を襲った怨霊、ほかにも酒呑童子や九尾の狐などの妖怪と、彼・彼女らの昔描かれていた姿を見て知ることができます。また、絵のとなりには図鑑ならではの解説も書かれているので、詳しくないけど興味はあるという人にもピッタリだと言えるでしょう。

 また、解説は日本語の下に英語でも同様の内容が書かれ、日本の文化に興味がある外国人にもやさしい一冊となっています。

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怪談、祟りでお馴染みの「お岩」

歌舞伎役者「小幡小平次」

“皿屋敷”の「お菊」

妖怪「海坊主」

迫力のある「鴉天狗と鰐鮫」

 このお化け図鑑は7月11日に価格2200円(税別)で発売。B5判変型のフルカラー240ページとなります。また、6月23日~7月31日まで三重県パラミタミュージアムで開催される「江戸の納涼 奇々怪々 お化け浮世絵展」で、展覧会の図録として先行発売されます。

(宮原れい)

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