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「Pokemon GO」専用デバイス「Pokemon GO Plus」が7月に34.99ドルで発売決定 サービスはそれより前に開始

E3 2016で行われた公開質疑応答で明らかに。

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 位置情報を使ったスマートフォン用のポケモン新タイトル「Pokemon GO」の最新情報が、E3の任天堂ブースで発表。専用デバイス「Pokemon GO Plus」の発売時期は7月下旬ごろで価格は34.99ドル(日本円で約4000円)、アプリのリリースはそれより前になると、開発者の口から明かされました。

 発表は日本時間6月16日2時から配信された、「Pokemon GO Developer Q&A」にて。ポケモンシリーズプロデューサーの石原恒和さん、ゲームフリークの増田順一さん、任天堂の宮本茂さん、開発協力のナイアンティックからは野村達雄さんが登壇しました。

左から順に、石原恒和さん、増田順一さん、野村達雄さん、通訳担当、宮本茂さん

 登壇者は現在行われているフィールドテストに自ら参加しており、そのデータを披露。増田さんは実際に、AR(拡張現実)を通して会場にいるポケモンを捕まえて見せました。

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石原さんが愛犬「ポキ」との散歩中に、フィールドテスト版で撮影したというポケモン
増田さんがE3会場で捕まえたポケモン
増田さんによる実演。中央の黄色い円が小さくなったときにモンスターボールを投げると、捕まえやすくなるとのこと

 同作に登場するポケモンについて聞かれると、石原さんは「今年はポケモン20周年ということもあり、配信当初は「ポケットモンスター赤/緑」に登場したポケモンを捕まえて楽しんでほしい」と返答。ゆくゆくはすべてのポケモンを出したいと語りました。

最初期の151匹が登場するようです

 話題がアプリと連動する専用デバイス「Pokemon GO Plus」に移ると、開発陣は実機を披露。ポケモンを感知するとランプやバイブで通知し、ワンタッチで捕まえられるといった説明がなされました。アプリを見ずにデバイス単体で捕まえられるので、歩きスマホ防止にもなりそうです。

「Pokemon GO Plus」の実機。通知を受けてボタンを押すと、それだけでポケモンのゲットを試行できる。成否はランプの色で分かるとのこと

 すると宮本さんから、「Pokemon GO Plus」の発売は7月下旬ごろ、価格は北米で34.99ドルとの発表が。小売店だけでなく、アプリ内から購入手続きができる仕組みも予定されているそうです。

 石原さんはこれを受けて、最後に「アプリのリリースは『Pokemon GO Plus』発売よりも前になる」旨を発言しており、同作のサービスは遅くとも7月には開始されることが分かりました。

 ステージではほかにも、ポケモン交換機能やプレイヤーの協力イベントの実装、新作「ポケットモンスター サン/ムーン」との連動といった構想が語られました。イベントの全容はニコニコ生放送で配信されており、プレミアムアカウントユーザーであればタイムシフトで視聴できます。

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ポケモン本編との連動も予定
(C)2016 Niantic, Inc.
(C)2016 Pokemon.
(C)1995-2016 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
※掲載画像はニコニコ生放送より引用

(沓澤真二)

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