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「スター・トレック」のアントン・イェルチン事故死、俳優らの追悼コメントが相次ぐ

J・J・エイブラムス「とてつもなく才能に満ちていた」

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 映画「スター・トレック」のパヴェル・チェコフ役や「ターミネーター4」のカイル・リース役で知られる米俳優のアントン・イェルチンが6月19日(現地時間)、ロスアンゼルスの自宅で事故死しているのが発見されました。27歳という早世にショックを受けたスター・トレックの共演者やスタッフ、彼を知る俳優たちが次々とSNSで追悼しています。


アントン・イェルチンを追悼するザカリー・クイント(画像はザカリー・クイントのInstagramより)

 スター・トレックでスポック役を演じたザカリー・クイントはTwitterでイェルチンを追悼し、Instagramでは故人の画像も投稿。「僕たちの親愛なる友、僕たちの仲間、僕たちのアントン。光栄にも僕が出会うことができた中で、最もオープンで知的好奇心に満ちた人物の1人だった。とても才能にあふれ、寛大な心を持った人だった。年齢以上に聡明(そうめい)だった彼は、こんなに早く旅立ってしまった。どうか彼の家族にこの耐えがたい悲しみを乗り越える愛と力を」とコメントを添えました。

 また、レナード・マッコイ役のカール・アーバン、ヒカル・スールー役のジョン・チョー、ジェイラー役のソフィア・ブテラー、サティーン役のブライス・ソダーバーグなどスター・トレックの共演者たち、そしてジャスティン・リン監督もTwitterで故人の早すぎる死を悼んでいます。

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カール・アーバン「信じられない、辛すぎる」
ジョン・チョー「アントン・イェルチンをとても愛していた。彼は真のアーティストだった――好奇心が強く、美しく、頑張り屋だった。彼は素晴らしい仲間で、素晴らしい息子だった。大きな悲しみに打ちひしがれている」
ソフィア・ブテラー「アントン・イェルチンは最も輝いている人の1人であり、好奇心が旺盛で、愛に満ちて、特別だった。そして私が今まで会ったことがないような人だった。彼をとても愛していたわ。心がかき乱されてる」
ブライス・ソダーバーグ「アントンのことでとても落ち込んでる。去年の夏に彼と会ったんだ。本当にいい子だった……」
ジャスティン・リン監督「まだショックの最中にいる。アントン、安らかに。君の情熱と熱意は幸運にも君と出会えたすべての人のなかで生き続けるだろう」

 映画「スター・トレック」と「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の監督で、最新作では製作として関わるJ・J・エイブラムスも制作会社「Bad Robot Productions」のアカウントから手書きのメッセージを投稿。「アントン、君は輝いていた。優しかった。めちゃくちゃ面白くて、とてつもなく才能に満ちていた。あまりにも早すぎる。君がいなくて寂しい……。JJ」とつづられています。

 イェルチンの死はスター・トレック関係者だけでなく、多くの俳優からも悼まれています。「マイティ・ソー」「クリムゾン・ピーク」などで知られるトム・ヒドルストンは「彼は才能に恵まれ、天性の俳優で、そして本当に優しい男だった」とツイート。“キャプテン・アメリカ役でおなじみのクリス・エヴァンスやルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルもイェルチンの才能をあらためて評価しています。

トム・ヒドルストン「本当に優しい男だった」
クリス・エヴァンス「思慮深く、親切で、才能があった」
マーク・ハミル「すべてのキャリアを通じてとてもよい俳優だった」

 イェルチンが出演した最後の作品となる「スター・トレック Beyond」は2016年10月公開予定(関連記事)です。


「スター・トレック Beyond」でイェルチン最後の姿が見られる(画像はスター・トレックTwitter公式アカウントより)

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