野外映画フェス「夜空と交差する森の映画祭2016」秋開催 「アメリ」などを4つのステージでオールナイト上映
複数の上映ステージを周遊しながら夜を明かす映画フェス。2016年度のステージのテーマは、夢と現実が入り交じる「ゆめうつつ」な世界。
野外のオールナイト上映イベント「夜空と交差する森の映画祭2016」が、10月8日~9日に山梨県北杜市「白州・尾白の森名水公園『べるが』」で開催されます。このたび映画「アメリ」など上映作品の第1弾や、4つの上映ステージが発表されました。
「夜空と交差する森の映画祭」は2014年に日本初の“映画フェス”として始まった、複数の上映ステージを自由に周りながら夜を明かすイベント(第1回開催時のレポート記事)。森の奥に不気味な装飾を施したステージ「MYSTERY FOREST」でファンタジーやサスペンス、ホラー作品を上映するなど、ステージごとにコンセプトを定めているのが魅力の1つで、昨年は2300人以上を動員しました。
3回目となる今年は、夢と現実が入り交じる「ゆめうつつ」な世界をテーマに、4つの上映ステージを用意。メインステージ「ゆめがうまれる場所」では“夢が生まれる根源のような世界”をコンセプトに、長編映画の上映や壇上企画を行います。短編映画を上映するサブステージは、さわやかでかわいらしい作品をそろえる「お風呂のすいへいせん」、やんちゃな作品を中心にした「ぼくの押し入れ」、退廃した駅の世界観をベースにホラーやサスペンスといった作品を上映する「みしらぬ駅」の3つを設置。
作品は、長編映画作品の1つにジャン=ピエール・ジュネ監督作品でオドレイ・トトゥが主演を務めるフランス映画「アメリ」が決定。サブステージで上映する短編映画17作品もWebサイトで公開中で、ほかの作品は随時発表されます。
7月4日10時よりPeatixなどで各種チケットを販売開始。入場券は8800円、駐車券は2500円、高速バス往復利用券(新宿‐会場)は8000円、テント利用券は大人9000円(駐車券付)、小人2500円です。
(黒木貴啓)
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