「10代のうちに、初体験しよう」「CDを買わなくても投票できます」 和歌山県の10代向け選挙ポスターがキレッキレで話題に
目指すは和歌山県の10代投票率日本一。
7月10日の参院選投票日に向け、和歌山県の10代投票率を上げようと作成されたポスターが攻めていると話題になっています。みかんが大きく描かれたシンプルなデザインながら、中央には「10代のうちに、初体験しよう」「CDを買わなくても投票できます」「7月10日に、大人の階段をのぼろう」などなど、意味深で実に“うまい”ワードが。
あくまで選挙のことを言っているだけですが、道端などで目に入ったら驚くことは間違いありません。それだけにインパクトがあり、選挙のことを強く意識させられそうです。
これらのポスターを作成したのは、和歌山の学生や社会人で活動する有志のプロジェクト「和歌山リア10プロジェクト」。和歌山大学観光学部3年生の小幡和輝さんが立ち上げたもので、和歌山の10代投票率を日本一にするためポスターを作成したとのこと。ネットでポスターが話題になっていることについては、「非常にありがたい」と語っています。
ポスターは全部で37種あり、他にも「みかんの収穫量に続いて、10代投票率も1位にしよう」「後悔のない10代にしよう」など真面目なフレーズのポスターも多数あります。これは、マジメすぎても拡散されず、ふざけすぎても遊びと思われてしまうので、さまざまなポスターを作りバランスを考えた結果、じつに多種多様なフレーズのポスターが作成されるに至ったそうです。
制作には、和歌山リア10プロジェクトのメンバーの他に、コピーライターとデザイナーを加えたメンバーが関わりました。サイトの1番下には、ポスター担当者のURLが記載されています。
果たして、和歌山県の10代投票率が1位になれるのでしょうか。結果が出るのは、もう少しだけ先です。
関連記事
小笠原村観光局のポスター、シンプルなのにインパクトがあると話題に 自然の魅力を画像を使わずに紹介
あえて白黒。自由飲酒党におおさか生鮮の会!? 阪神百貨店が今年も「食品総選挙」やってるで!
投票したら抽選で“えぇもん”当たるで~!ルール破る例が黒人ばかり? プールの安全ポスターに人種差別の指摘、米赤十字社が謝罪
ポスターはすべて撤去することに。なんだこの組み合わせ 「インデペンデンス・デイ」×「ガンダムUC」のコラボポスターが爆誕してしまう
小説版の著者・福井晴敏さんいわく「二作品はソウルブラザー」。ロッテがまたやらかした 交流戦ポスターだけでは飽き足らずCGアニメまで公開しセ・リーグ球団を挑発する暴挙
どんだけ煽る気ですか……!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.