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腕をスワイプする日も近い……? デバイスを操作できるハイテクな「タトゥーシール」が開発される
腕に刻まれし印(タトゥー)で操る。
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米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者が、スマートフォン等のデバイスを操作できるタトゥーシール「DuoSkin」を開発しました。マイクロソフトリサーチと共同で開発され、公式サイトでは試作品の機能を論文で公開しています。
タトゥーシールは金箔で作られていて、機能によって3種類に分かれています。1つが、タトゥーをタップやスワイプすることでデバイスを操作できるタッチパッド機能で、例として音楽アプリなどを制御することが可能です。
2つ目が、タトゥー上に色や模様などを表示させるディスプレイ機能。例では、赤い炎の形をしたタトゥーの見た目が、ボタンが押されることで中心が白く変化。それによって人の感情を表現しています。
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3つ目が、スマートフォンをかざすことで通信できるNFC(近距離無線通信)を使った機能。アプリとの連携で肌の状態を共有するほか、NFCタグとしてさまざまな情報通信の利用が想定されています。どのタトゥーもデザインはシンプルな模様となっており、身につける抵抗感を減らせるよう配慮。このことからも、単なるネタではなく普及を狙った技術だということが分かります。
海外サイトMashableによると、9月にドイツで開催されるISWC(ウェアラブル技術に関するシンポジウム)にてDuoSkinの論文が発表されるとのこと。今後の展開次第では、このタトゥーシールが世界で流行する日が来るかもしれませんね。
(宮原れい)
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MIT(マサチューセッツ工科大学) | ウェアラブル
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