日焼けで書いた文字はそうそう消えない―― テレビ企画で無茶をしたお笑い芸人が身をもって証明、注意を呼びかけ
9年経ってもうっすら残る「ハラミ」の3文字。
ときおり漫画やドラマでは、身体にシールなどを貼って日光浴をし、日焼け跡で文字や絵を表現する遊びが登場します。これについて、お笑い芸人のきくりんさん(@kikurinprime)がTwitterで、日焼け跡はなかなか消えないと警鐘を鳴らしています。
ツイートの添付画像には「ハラミ」「リブロース」など、食肉の部位を表現した日焼け跡を披露するきくりんさんの姿が。これはテレビ番組の企画で焼いたネタだそうです。写真に添えられた文章では、この文字が消えるのは遅く、まだうっすらと残っていることが明かされています。3年ほど銭湯やプールなど、公共の場で肌をさらせなかった体験が語られています。
「若気の至りでは済まないから、夏はハシャいじゃダメだぜ!」と注意を呼びかけるきくりんさんに、編集部は事の経緯をうかがいました。まず、「日焼け企画」が催された番組は、2007年にテレビ朝日で放送された「虎の門」最終回。オードリーの春日俊彰さんや、髭男爵の山田ルイ53世さんも出演していたそうです。
日焼けは同局が用意した日焼けサロンにて、2日間かけて実行。サンオイルなどは使わず、文字型のシールを貼って1日2~3時間ずつ焼いたそうです。
日焼けサロンの料金は局持ちでしたが、焼き直す分までのお金はもらえず、結局日焼け跡は何年も残ることに。きくりんさんに現在の写真を提供いただいたところ、確かに胸の下にうっすらと「ハラミ」の文字が。9年経っても完全には消えないのか……。
最後に「どうしても出演したくてムチャしちゃいました。ほかの方に比べて強く焼きすぎたようです」と語り、“日焼け文字”の危険性を、身をもって証明したきくりんさん。安易に文字を焼き残すと、世間体的な意味でもヤケドすることになってしまうのですね。下品な言葉とか、恋人の名前とか……。
(沓澤真二)
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