自分が歩くと映像も動く ダンス&ボーカルグループFlowBackの“歩きスマホ”推奨MVが初めての体験
スマホ視聴ならではのMV第2弾!
ダンス&ボーカルグループFlowBackの新曲「Come A Long Way」のMV(ミュージックビデオ)がこれまでにない仕掛けになっています。公式サイトで公開されたMVは基本的にスマートフォン専用となっていて、視聴しようとすると「安全な場所で視聴してください」の文字が。一体なにがはじまるんです?
注意事項を読んでいざ再生してみると、FlowBackのメンバーの1人の視点で動画が進行し、その視点のままスマホを落とした女性を追いかけるという流れに。すると、いきなり動画が停止し、「スタート!」と歩くように指示が。……まさか、と思いつつもスマホを見ながら歩いてみると、それに連動して動画が再生する展開に。こんなMV初めて……!
MVを見ながら歩くことで、その映像の中を歩いているような錯覚に陥ります。映像では、追いかける女性が突然昔の元カノと思われる女性に変わったり、人が多い街中に移動したりといろいろな場所を歩くことに。動画中は、スマホを左右に動かすことで映像が動く“パノラマ視点”になっているので、よりその場所にいるような感覚になります。
また、途中ではMV中のスマホにメンバーからの連絡がきたり、女性と一緒にプールに入るシーンでは、水中に入るのと同時に音楽がこもった感じになったりと細かい演出もされています。
女性に追いつきスマホを届け、ラストはそのままメンバーと一緒にライブへ。ステージから見える観客や、メンバーと合わせて踊るシーンまで体験できます。没入感が高いだけに、観客からの視線にキョロキョロしてしまったり……。
スマホの「パノラマ動画機能」と「振動感知機能」を使って制作されたこのMVは、以前にスマホがジャックされるようなアイドルユニットlyrical schoolのMVを制作した隈本遼平監督によるもの(関連記事)。パノラマ視点で自由を持たせることにより、「スマホのスクリーンが持つプライベート感」を表現し、より没入感を高める狙いがあったといいます。
FlowBack「Come A Long Way」の特設サイトでは歩かなくても見られるバージョンのMVが公開され、さらにグループのメンバーが動画を紹介し、歩いて見る際の注意点を説明するコメント動画も公開されています。
(宮原れい)
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