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発火・爆発事故が相次いだGalaxy Note7のリコールが決定 対象端末はおよそ100万台

日本のサムスンWebサイトでもアナウンスされています。

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 米国消費者製品安全委員会(CPSC)がサムスン「Galaxy Note7」(日本未発売)のすべてをリコールすると発表しました。対象端末はおよそ100万台。リチウムイオンバッテリーの加熱や、火災につながる発火事故が報告されていました。

米国消費者製品安全委員会の発表

 CPSCによれば、Galaxy Note 7について26件のやけどや、車やガレージの火事を含む55件の損害など、合計92件のバッテリー加熱がサムスンに報告されていました。ネットでも発火したGalaxy Note 7の画像や動画が投稿されています。

発火したGalaxy Note7

 これらを受けてアメリカ連邦航空局(FAA)は飛行機内で同端末の電源を入れたり充電をしたりしないこと、預け入れ荷物に入れないことを強く勧告していました。日本国内でも国土交通省がFAAと同内容の勧告を発表しています。

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リコール対象のGalaxy Note7

 CPSCはGalaxy Note7の使用者に対し、ただちに電源を落とし使用を中止すること、キャリアや販売店、サムスンへ連絡し返金やバッテリーを交換した新しいGalaxy Note7と交換対応をするように呼びかけています。アメリカのサムスンwebサイトにおいて、自分の端末がIMEIかシリアル番号にて交換対象機種かどうか確かめることができます。

国内の航空会社でも対応されていた

 この端末は日本では販売されていませんでしたが、オンラインショップや海外で購入した人向けに日本のサムスンWebサイトでもアナウンスされています。サイトによれば、「グローバルで展開されているExchange Programをご利用いただくか、弊社カスタマーサポートセンターまでご連絡を頂けますようお願い申し上げます」と記載されています。実際に電話をしたところ、対象の機種かどうか社内で確認され、数日後にまた連絡がくるという流れでの対応のようです。サイト上では、Galaxy Note7以外のGalaxy端末は問題なく使用できるとしています。

関連キーワード

Galaxy Note | Galaxy Note7 | Samsung | 発煙・発火 | 事故

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