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「(演出を行ったのは)本学の学生であった」 多摩美、芸術祭で葬儀風演出行った学生らに注意・指導

大学は約1カ月にわたって調査していました。

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 11月6日に行われた多摩美術大学「美術学部 芸術祭 in 八王子」内で、デザイナー・佐野研二郎氏(同大の教授で現在休職中)の葬儀を模したパフォーマンスが行われた問題で、多摩美術大学は取材に対し、パフォーマンスを行ったのは「本学(多摩美)の学生であった」との調査結果を明かした。

Twitterに多数投稿され、物議をかもした葬儀パフォーマンス(加工は編集部によるもの)

 問題となったパフォーマンスでは、佐野氏の遺影らしきものを持った人物や、僧侶風の衣装をまとった男らが仏具を手に、葬儀のような演出を繰り広げていた。佐野氏が関わっていた、東京五輪のエンブレム騒動にちなんだ内容とみられる。

 パフォーマンスの直後から「不謹慎だ」という批判が相次ぎ、大学側は学生らに聞き取り調査を行うなど、事実確認を行っていた。大学側はパフォーマンスはゲリラ的に行われたものであったとしたうえで、「学内の問題として、該当の学生らについては注意・指導を行った」とした。

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佐野氏が教授を務める同大学(多摩美術大学公式サイトより)

 一方で学内で持ち上がっているという「上野毛キャンパスの学生らが関与したのではないか」「(佐野氏が教授を務める)統合デザイン学科の学生らによるパフォーマンスなのでは」というウワサについての質問に関しては、回答を避けた。

(Kikka)

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