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大相撲でイナバウアー風な大技「たすき反り」がさく裂 昭和30年の夏場所以来

宇良だけに「ウラバウアー」の呼び声も。

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 大相撲初場所13日目、東十両3枚目の宇良がイナバウアーのような大技「たすき反り」で相手の天風に勝利しました。

 「たすき反り」は相手を肩に担ぎながら体を反らせて後ろに落とす、非常に珍しい技。「たすき反り」が決まったのは、日本相撲協会が決まり手を発表するようになった昭和30年の夏場所以降、十両、幕内通じて初めてです。宇良は学生時代から、相手の膝のあたりを抱えて後ろに反って倒す「い反り」を得意としていたことが知られていました。「い反り」も珍しい決まり手であることから、プロ転向後は「い反り」での勝利が期待されていましたが、そんな中、さらなるレア技である「たすき反り」がまさかのさく裂。

もともと「い反り」と呼ばれる技を得意としていました(画像は日本相撲協会の決まり手解説ページより
反り手を決める意欲に燃えていた?
これが見れるのは本当にまれ
たしかに膝に手がかかっているように見えなかったので、「伝え反り」にも見えました

 宇良は初場所4日目でも、豊響の突きを土俵際でものすごいエビ反りでかわし、逆転劇を収めていました。その際一部のメディアからは「ウラバウアー」という名称も飛び出していましたが、今回の「たすき反り」も圧巻のウラバウアー劇。体の柔軟さを活かした得意技「い反り」への期待も高まります。

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日本相撲協会公式Webサイトに掲載されているプロフィールでも、得意技に「い反り」が挙げられています

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