生き延びるためにSSRを引け 飲食物もガチャで調達する世紀末ゲー「ガチャ人生」がタイトル通りの運ゲーだった
病気からの回復すらも運ゲー。
時は2419年。利益の最大化を求めた企業によって、食べものや着るものなど全てのものがガチャで決定される――――そんなカオスな世界で生き残りを目指すゲーム「ガチャ人生」が一部で話題になっています。
主人公は最も重い罪である「カード引き詐欺」を働き、監獄に投獄されているという設定。毎日支給されるお金を元にガチャを引いて食料や飲用水を得ながら生活を続け、1年以内にSSRカードを100枚集めれば釈放されるというもの。「カード引き詐欺」の時点で絶望感がスゴイですが、とにかくガチャを引いて運良くいいカードが出れば生きていけるし、出なければ死ぬというゲームです。超シンプル。
体力・水分・精神の3つのパラメータのいずれかがゼロになるとゲームオーバー。体力・水分は毎日減少し、精神はガチャを引く度に減少します。ガチャでランダムに獲得できる食物カード・飲用水カード・精神安定剤カードを使ってこれらのパラメータを維持するのが長生きのポイント。また、主人公は常に健康というわけではなく、まれに病気になったりもしますが、抗感染症カードやビタミンカードなどで回復可能。病気の回復すら運ゲーになるなんてひどい。
ハズレカードに当たるSカード・Rカード・SRカードなどは、「取引」によってビタミンカードや食物カードなどに変換が可能。また、余ったハズレ以外のカードは売りに出してお金にすることができます。「取引」のレートは毎日変動するため、毎日の相場をチェックし、生き延びるための戦略を立てる必要があります。
他にもお金と共に支給される「運命の砂」によってSSRカードの出現確率をあげられるなど、一定の戦略性はありますが、「ガチャ人生」というタイトルの通り、基本的には強烈な運が必要になる様子。ガチャゲーにはまっている方々は、自分の運がどれほどのものか「ガチャ人生」で試してみてはいかがでしょうか。……でも、くれぐれもこのゲームの主人公のようにはならないように。
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