何か魔力が宿ったな!?　人間に襲いかかってきそうな“柵”がエスカレーターで大暴れ

　東京メトロ・飯田橋駅のエスカレーターに、奴は居る。今にも人間に襲いかかってきそうな「柵」が本当に生きているかのように大暴れしている様子がTwitterに投稿されて話題です。ファンタスティック・ビーストかよ！

　「始発から終電までエスカレーター休止中」の看板が3本の黄色いプラスチックチェーンで吊り下げられているのですが、外れてしまったのか1本のチェーンが固定されていない。駅構内で発生する風に吹かれてバタバタと動いています。その姿は両手を拘束されてじたばた暴れている新種のエイリアンみたいでちょっと不気味。

　しかも手練れの使い手が操るヌンチャクのようにヒュンヒュンと空を切りながら自慢の足技（？）で猛烈な攻撃をしかけてくるではありませんか。本当に生きているみたいだ。鎮まれ！　鎮まりたまえ！　なぜそのように荒ぶるのか!?

　純粋な心で、すごーい！　あなたは足技が得意なフレンズなんだね！（肯定）　などと言ってる場合ではないですが、凶暴な猛獣を見ている感覚と似ているかも。ケガをする可能性があるので大変危険ですが、暴れっぷりはなかなか見応えがあります。このツイートを見たTwitterユーザーからは「ドラクエっぽい」「『グラディウス』のテトラン」などさまざまな表現で呼ばれていました。

　ちなみにこの様子を1分間も動画で撮影したきしゃ日和さん(@ef58176）いわく、ビースト柵があったのは東京メトロ南北線飯田橋駅のホームへとつながる3つのエスカレーターのうち1番左。休日・祝日は節電のため3つあるエスカレーターのうち1つが休止されるので、休日・祝日の休止中に見られるかも、とのこと。ツイートした動画は午後6時頃に撮影したそうですよ。

　エスカレーター休止中、そして風のタイミングがうまくかみ合った際に目撃された暴れん坊の柵。運よく遭遇した際には捕獲はあきらめて近づかず、十分に注意をして、得意の足技をお見舞いされないように気を付けてください。まあ、そっとしておこう……。