暴行被害の俳優・椿隆之、復帰作「仮面戦隊ゴライダー」への思いを語る　「前へ進む 」「進めるんだ！」

　2016年11月にゴルフクラブで顔を殴られ重傷を負った俳優の椿隆之さんが2月26日、一時的な復帰作となる特撮ドラマ「仮面戦隊ゴライダー」（関連記事）へ込めた思いをブログで語りました。椿さんは2004年の「仮面ライダー剣（ブレイド）」で主人公“剣崎一真”役として出演、「仮面戦隊ゴライダー」でも同役で出演します。

　椿さんは暴行事件で左頬骨粉砕骨折、上顎骨粉砕骨折などの重傷を負い、療養のため俳優活動を休止していました。事件後、椿さんは療養を続けながら「何があろうと『前へ進む 』『進めるんだ！』」と復帰への思いを持ち続けていたとのこと。一時的ではあるにしても、「仮面戦隊ゴライダー」で俳優として活動を再開できることへの喜びをつづっています。

　現在も椿さんは「傷跡が目立ち日常生活に支障があり心身共に不安定で通院中です」と事件の後遺症に悩まされ続けているとのこと。しかし、「僕の中の剣崎が、背中を押してくれ　『一緒に運命の切り札掴もうぜ』って。『どんな困難があろうと、打ち勝ってみせる！』」と自身の役から勇気をもらっていることも明かしています。

　「仮面戦隊ゴライダー」は「仮面ライダー生誕45周年プロジェクト」としてauの動画サービス「ビデオパス」で3月25日から独占配信されます。平成ライダーからは仮面ライダーバロン、ブレイド、レーザー、アナザーアギト、マリカの5人がオリジナルキャストで出演。「仮面ライダーエグゼイド」の宝生永夢、鏡飛彩、仮野明日那も登場します。