漫画「アイアムアヒーロー」完結　8年の歴史に幕

　2月27日発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」13号で、花沢健吾さんの漫画「アイアムアヒーロー」が完結しました。同誌での連載期間は約8年。

　「アイアムアヒーロー」は、謎の感染病により人々が「ZQN」（ゾンビ）と化した日本において、漫画家アシスタントをしていた“さえない”主人公・英雄（ヒデオ）が生き延びようとする物語。

　2009年に連載が始まると、緊張感のある描写や「鬱展開」などで話題に。マンガ大賞で異例の3年連続ノミネートを記録（2010～2012）したほか、2016年春に公開された実写映画版（主演：大泉洋さん）では、佐藤信介監督と脚本を務めた野木亜紀子さんの仕事ぶりが高く評価されました。

　なお、今年1月から展開していた“最終章”は、2011年に起きたある出来事と関連した内容となっています。最終巻となる22巻（税別690円）は3月30日ごろ発売。完結を記念して原画（生サイン入り）約200枚のプレゼント企画も実施される予定です。