刀剣男士が育児!?　ミュージカル「『刀剣乱舞』～三百年（みほとせ）の子守唄～」が笑える泣ける興奮する!!

　2017年3月4日、渋谷・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて、ミュージカル「『刀剣乱舞』～三百年（みほとせ）の子守唄～」の公開ゲネプロが行われました。本稿では、その様子を写真とともにお届けいたします！

　ミュージカル「刀剣乱舞」は、大人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」（DMM GAMES/Nitroplus）を原作としたミュージカルで、1部ミュージカル公演、2部ライブパフォーマンスという斬新な2部構成が話題の作品。3作目となる今回は、徳川家康の歴史をもとにストーリーが展開され、隊長・石切丸、にっかり青江、千子村正、蜻蛉切、物吉貞宗、大倶利伽羅の6振りが登場。歴史の改変を防ぐため、刀剣男士が子育てをする貴重なシーンも観られちゃいます！　

　また、新刀剣男士としてゲームに登場したばかりの千子村正が加わったことで、刀剣男士同士の絡みがさらに楽しく仕上がっています！　彼らが刀剣として背負っている感情がとても複雑で、物語にいいスパイスをプラスしてくれます。

　歌って踊って戦って、舞台上で大迫力の立ち回り。戦う姿も美しい刀剣男士にメロメロになってしまいます。後半は怒涛の展開で、涙なしには観られません…！　残念ながら第2部のライブパフォーマンスの様子は写真でお見せすることができませんが、ミュージカルとは違った魅力を振りまいており、最後まで観客を楽しませる構成となっておりました。

最後に、キャストコメントをご紹介します。

石切丸役・崎山つばささん：およそ1カ月前からけいこが始まり、あっという間にこのゲネプロを迎えたのですが、新刀剣男士とともに力を合わせて、アンサンブルさんまで1つになってミュージカル『刀剣乱舞』を作り上げてきたので、もうあとは皆さまに観ていただいて、広めていただいて、このミュージカル『刀剣乱舞』がもっともっと盛り上がって行けたら良いなと思っています。トライアル公演、阿津賀志山異聞を経てさまざまなところへ出陣して、刀として磨きあがった部分と、今回の徳川家康との交流であったり、人間たちとの交流で、刀ですが、どこか人間味が増した姿をお見せできるかと思います。

にっかり青江役・荒木宏文さん：新しく5振りが本丸に登場してくるので、これからのミュージカル『刀剣乱舞』もどんどん盛り上がっていくなと思います。僕たちが発表される際、すごく焦らしながらここまでやってきました。やっと幕が開くので、皆さまに届けられるというのはすごく僕たち自身もワクワクしていますし、お客さまも待ちに待った日だと思いますので、その期待を裏切らないように精いっぱい務めたいなと思います。

千子村正役・太田基裕さん：1部がミュージカルで2部がライブという構成、非常に盛りだくさんで、本当にお客さまを楽しませることに特化した作品に参加していると自負しております。それぞれの役者が色んな色を出しながら、それぞれのキャラクターを作りました。千子村正は、妖刀と呼ばれてきた刀ですので、他の刀にはない妖しい雰囲気や、妖艶な雰囲気、違う空気感を出せたらと思っています。是非楽しんで観てください。

蜻蛉切役・spiさん：僕も初めての参加ですが、もう観に来る皆さまとガンガン行くだけです。ガンガン進みたいと思います。蜻蛉切は千子村正が心配の種なので、やっと千子村正が本丸に来たけれど、来てしまったか、と思うところもあり、そういった関係性の部分が見どころかと思います。よろくお願いいたします。

物吉貞宗役・横田龍儀さん：2.5次元ミュージカルは初めての出演なのでとても緊張していますが、主（あるじ）様たちにたくさん幸運を届けられるよう頑張りたいと思います。物吉貞宗は喜怒哀楽の表現が豊かになっていくので、いろいろな方に共感していただいたり、楽しんでいただけたらと思います。

大倶利伽羅役・財木琢磨さん：刀剣男士として、常に格好いい姿を舞台上で披露できたらと思っています。大倶利伽羅は慣れ合わない、クールなキャラクターですので、表情にはあまり出さないのですが、動きや佇まい、目の動きなどで気持ちを表現できたらと思います。

演出・茅野イサムさん：今回は壮大な、いわば大河ドラマになっています。徳川家康の一生を描くので、彼ら刀剣男士の任務もものすごく長くて過酷なものになると思います。ただ、彼らと人間との交流を通して、人の優しさとか哀しさが滲み出てくるような舞台になっています。一度観ていただいたら、必ず二度三度と観たくなるような舞台になっていると自負しております。どうか、楽しみにしていただきたいと思います。

（C）ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

（つかさ）