「巨大レモンを崇拝するだけで人間が進化」ってどういう世界観だよ！　サントリースピリッツが謎の放置ゲー制作

　サントリースピリッツが、ブラウザゲーム「the LORD of the LEMON ～果実まるGODの祈り～」を公開しています。太陽が闇におおわれてしまった世界で、空から降ってくる巨大レモンをひたすら崇めるという謎設定。

　「the LORD of the LEMON ～果実まるGODの祈り～」は缶チューハイ「-196℃ ストロングゼロ」のPR用に開発された放置系ゲーム。とにかくレモン推しの世界観で、スタートすると空からドカドカと巨大なレモンが降ってきます。すると、自動的に得点が追加され、画面下部でレモンに祈りを捧げている「崇め人」の数が増えたり、縄文人から弥生人や侍、サラリーマンなどに進化したりといった変化が。レモンのどこにそんな不思議な力が秘められているのかは、まったくの謎です。

　ただ、レトロゲームを思わせる音楽やドット絵風のデザインがよくできており、気持ちよく画面を見ているうちに、ツッコミどころが多すぎる設定に対して疑問を感じなくなるかも。「頭を空っぽにして楽しんでほしい」というコンセプトの作品なんですよ、たぶん。

　プレイヤーは基本的に何もする必要がありませんが、レモンをタップするなどの操作で効率的に得点をゲットすることが可能。スコアが99億9999万9999点に到達すると「特に嬉しくない、何か」が見られるそうです。……なんで、そんな仕様にしちゃったんですか、サントリースピリッツさん！

（マッハ・キショ松）