虚淵版「GODZILLA」11月公開決定! 舞台は“怪獣惑星”となった2万年後の地球
ワルプルギス並の圧倒的なGODZILLA出てきそう。
「シン・ゴジラ」に続く新たなゴジラとして話題のアニメ映画「GODZILLA」の11月全国公開が決定。ティーザーポスター第2弾とサブタイトル、舞台となる年代設定などとともに発表されました。
ティーザーポスターには、二足歩行ロボットやバイクのような形状の兵器、そして上空には、今まさに着陸しようとしている宇宙船が。中央には未来的なスキンスーツをまとう男性が銃のようなものを手にして歩いています。1月に公開された同作のコンセプトアートでは、森の中を二足歩行のロボットや人型の兵士が進行していました。
「GODZILLA」ロゴの下にはサブタイトルの「怪獣惑星」が入り、さらに、「この〈地球(ほし)〉を必ず取り戻す」というフレーズも。今回公開された情報では、物語の舞台は2万年後の地球であることが明かされており、怪獣との戦争の末地球を脱出し恒星間移民となった人類が、再びゴジラを頂点とした生態系が確立され“怪獣惑星”となった地球に戻るストーリーとなるもよう。ティーザーポスターは、主人公の“ハルオ”をはじめとする人類が、地球に降り立った瞬間を描いたものとのこと。
これまでのゴジラシリーズとは全く異なる世界観で描かれる同作のストーリー原案は「PSYCHO-PASS」「魔法少女まどか☆マギカ」で知られる虚淵玄さん。アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズで、監督はポリゴン・ピクチュアズ作品である「シドニアの騎士」「亜人」で監督を務めた静野孔文さん、瀬下寛之さん。声優には梶裕貴さん、櫻井孝宏さん、杉田智和さん、諏訪部順一さん、花澤香菜さん、宮野真守さんらの出演が発表されています(関連記事)。
Story
20世紀最後の夏。
その日人類は、地球という惑星の支配者が自分達だけではないと知った―――。
巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、人類は敗走を重ね、ついに地球脱出を計画。そして2048年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船・アラトラム号で11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指し旅立った。しかし、20年かけてたどり着いたタウ星eの地球との環境条件差は、予測値を遥かに上回り、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。
移民船に乗る1人の青年・ハルオ。4歳の時に目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた。移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」は主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。
だが、帰還した地球は、既に2万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。果たして人類は地球を取り戻せるのか。そして、ハルオの運命は―――。
(五月アメボシ)
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