マシュのポーズに悩殺必至、「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」体験リポート

　3月26日まで東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan2017」の「Fate/Grand Order」ブースで、PlayStation VR専用タイトルとして配信予定のFate VRドラマ「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」の先行体験会が実施されました。

　同作は、800万ダウンロードを突破したスマホ向け人気RPGアプリ「Fate/Grand Order」のヒロイン「マシュ・キリエライト」（以下マシュ）とコミュニケーションを取ることを目的としたゲーム。制作発表直後から注目を集めていましたが、今回が初の先行体験会。筆者が体験した「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」を紹介します。

マスターたちを待ち構えていた体験ブース

　出展ブースでは、「Fate/Grand Order」に登場しそうな近未来感を感じるセットにPlayStation VRが備え付けられ、マスターたちを待ち構えていました。案内された席では、特製のマスクを手渡されPlayStation VRを装着。PlayStation Moveを手に持つとタイトル画面に現れたのは「Fate/Grand Order」をプレイしたことのあるマスター（FGOプレーヤーの通称）なら、一度は見たことがあるであろうサーヴァント召喚の背景。そして「Fate/Grand Order VR feat.マシュ・キリエライト」のタイトルが映し出されます。

いざ、マシュとの巡り合いへ

　ゲームを始めると映し出されるのは、主人公の自室として登場するマイルーム画面。アプリ版では背景画像に過ぎなかった風景がVRで立体的に映し出されることにまず感動します。周囲を見渡していると右手にある扉の向こうから女の子の声。自動扉が開くとついに登場したヒロイン、マシュ。初めて目の前に映し出された3Dの動くマシュに早くもボルテージが上がります。

　興奮もつかの間、部屋には大きな通信画面が投影され、ダ・ヴィンチちゃん（レオナルド・ダ・ヴィンチを模したキャラクター）が登場、トレーニングをするよう勧めてきます。すると、マシュが同じ室内で、同じ室内で（大事なので2回書きました）着替えるために、奥のついたてに向かい服を脱ぎ始めます。着替えに苦戦しているのか、もぞもぞしているとついたてが倒れてあわや！　あられもない姿が見えそうになります。VRすごい！

マシュのトレーニングは一味違う

　着替えが終わるとシーンは体育館へ。「カルデアにも体育館なんてあったんだ」と驚いていると（カルデアとは主人公たちが所属する組織および施設の略称）、マシュからどんなトレーニングをするか問いかけられます。

　トレーニングはアプリ版ゲームで登場したコマンドカード（攻撃方法）の「Quick」「Arts」「Buster」の3種類から選択でき、筆者は、アプリ版では威力の高い攻撃をする際に選ぶカードである「Buster」を選択しました。

　どんなトレーニングになるのかワクワクしていると、ステージは体育館からダンスステージに。軽快な音楽とともにマシュはダンスを踊り始めます。突然始まるマシュダンスに驚いていると、マスターにはメガホンが渡され、マシュを応援するように促されます。

　左右にステップしながら踊るマシュの「もっと見てください」というアピールを受けながらメガホンをブンブン振ると、ハートマークなどのエフェクトが出て気分はもうアイドルのライブ。ダンスの節目には床に寝そべってグラビアアイドルのようなセクシーポーズを見せるマシュはマスターの心に強力なダメージを与えてきます。

　トレーニングが終わると、特訓の成果を見せようと主要武器の盾を持ち出し攻撃動作を繰り出すマシュ。ジャンプを交えた上段攻撃の際に勢い余ってマスターにぶつかってしまうドジっ子属性もみせながら、倒れたマスターを介抱しようと間近に迫るマシュの姿に筆者のとどめは完全に刺されました。

　最後は緊急事態を知らせるエマージェンシーコールが鳴り、ダ・ヴィンチちゃん再登場。戦闘に向かうためマシュが手を伸ばし、デモプレイは終了します。

マスターたちの聖杯戦争はここからはじまる

　PlayStation VRとPlayStation Moveを勝ち取る聖杯戦争を無事生き延びられれば、目の前でいきいきと動き回るマシュのかわいさが再確認できる同作。ニヤける姿が見られることのないように、周囲の目がないことをよく確認してからプレイすることをお勧めします。