連載

やしろあずきの日常―― Web漫画家ってどうやって過ごしてるの? やしろあずきの1日を赤裸々に公開してみた(前編)(1/5 ページ)

これが僕の日常です。

advertisement

 こんにちは。やしろあずきです。


中世にタイムスリップしてました

 さて、最近いろいろなところで仕事をしている僕ですが、会う知人会う知人に言われる言葉があります。

 「結局、お前の職業ってなんなの?」

advertisement

 これです。これを言いたくなる気持ちもよく分かります。なぜなら僕だってよく分からないからです。最近はよく分からなすぎて無職って答えることにしています。

 美容院で「お仕事は何を?」って聞かれたときに「無職です」って答えた時の気まずさ、体験したことありますか?

 ……ということで、無職じゃいくらなんでもあれなのでこれを機に自分を見つめ直してみたのですが、今やらせていただいている仕事をあらためて書き出してみると、7~8割がイラスト、漫画を使ったお仕事であり、その中でも漫画の割合が結構高いことに気付きました。

 なので僕の職業は……。

 「Web漫画家」だと思います。きっと。

advertisement

 まあ、僕自身はそう思っているので、そういう類の質問をしてきた人には大抵そう答えるんですが、次に聞かれるのは決まって「Web漫画家ってなんなんですか?」とか「Web漫画家ってどんな風に仕事してるんですか?」なんですよ。

 それを聞いて僕はこう思うわけです。

 「確かに分からないよな~」と。

 「Web漫画家」という名称で呼ばれる人は、複数のメディアで連載を持ったり単発の仕事を受け続けていたりなど、さまざまな働き方をしている人が多く、僕の知る限りでも世間に認知されてる率が高い週刊漫画家のような、どこか1つの雑誌などに所属して1つの作品を描き続ける、というような人は少ないように感じます。

 Web漫画家ってもの自体、最近になってから登場したモノだし、これは確かに実際やってる人や業界の人でない限りどういった感じなのか分からないよなぁ……。

advertisement

 というわけで、今回は「Web漫画家」というか「Web漫画家の一人であるやしろあずきの働き方」について記事にしていきたいと思います。

そもそもWeb漫画家って何なの?

 Web漫画家とは言うけれど、結局のところどんなことしてる人がWeb漫画家と呼ばれるのか。これに関しては僕も気になって調べてはみたのですが、どうやら明確な定義はされてないみたいです。何だよ!

 調べてみてもヒットするのは「Web漫画家になって稼ぐには~」とか「稼げる! Web漫画家」みたいななんか高額な情報商材を売りつけられそうなタイトルのものばっかりで……(ごめんなさい)。なんかもっと偉い感じの業界の人が「Web漫画家とは~」みたいな感じで語ってると思ったら、そういうのは全然見当たりませんでした。まあ新しい働き方だしね……。

 ……なのでもう、Webメインで漫画を描いてる人はWeb漫画家でいいんじゃないでしょうか。プロを付けるか付けないかとかそういうのはひとまず置いといて。Webで漫画を描いたことある人はもう皆Web漫画家ですよ。そこの君も君も君だってみんなWeb漫画家。イェーイ!

 まあここでWeb漫画だけで食べていってるプロと趣味の範囲でWeb漫画を描いている人との違いとか色々出てくると思うのですが、お金の話とかも含めてそこらへんは後編でお話ししたいと思っています。あ、今言っておきますけど今回の記事も前後編です。

advertisement

 理由は普通に忙しいのと、この記事を書いている途中でパソコンがブッ壊れてデータが全て飛んだからです。もう嫌だ。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  2. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  3. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  4. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
  7. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  8. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
  9. 「釣れすぎ注意」 消波ブロック際に“カツオを巻いた仕掛け”を落としたら…… 驚きの結果に「これはオモロい!!」「こんなにとは」
  10. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!